公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、選手及び関係者の健康面と安全面を第一に考慮した結果、2019年度の高校日本代表が3月15日(日)~28日(土)に実施予定であったウェールズ遠征を中止することを決定いたしました。遠征の中止に伴い、U18ウェールズ代表戦(3月18日実施予定)、U19ウェールズ代表戦(3月21日および25日実施予定)、また遠征直前合宿(3月11日~15日実施予定)も中止となります。
 高校日本代表の海外遠征が中止となるのは、2002年度のイングランド遠征がイラク情勢悪化(のちの「イラク戦争」)に伴い中止となって以来、2回目となります。 
 なお、今回の高校日本代表選手に対しては、後日顕彰式の実施を検討しております。

 

■2019年度高校日本代表監督 品川英貴 コメント

「我々2019年度高校日本代表は、U19ウェールズ代表に勝利することをゴールとしてこの1年間活動してきました。合宿を重ねるごとに、選手、スタッフ共に成長が感じられ、直前合宿、ウェールズ遠征を目前に控え、最高の準備をしている段階でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防止することを目的として日本ラグビーフットボール協会より直前合宿及びウェールズ遠征中止の決定を受け、非常に残念ではありますが2019年度高校日本代表の活動は終了となります。

選手たちはそれぞれ次のステージで活躍してくれることと思います。U20、ジュニアジャパン、そしてフル代表と確実に成長していってもらい、これからの日本ラグビーの発展に「覚悟」をもって貢献してくれることを期待しています」