スケジュール・参加メンバー

5月7日

本日の熊谷は夏のような暑さでした。
午前中は約2時間半のトレーニングを行い、しっかりと汗を流しました。

平井晴子トレーナーのかけ声に合わせて選手たちが行っていたのは「SKIP」というエクササイズ。
「SKIP」の意味は、「Sakura Knee Injury Prevention」の頭文字を取ったもので、前十字じん帯の損傷を防ぐために、平井トレーナーと田崎篤ドクターが2013年に考案した7種目のエクササイズです。
毎日続けるために、短く、分かりやすく、リマインド効果の高い動きで構成しています。
女子セブンズ合同合宿やサクラセブンズの合宿では、毎回、このエクササイズをトレーニングに取り入れています。

岩崎コーチのかけ声に合わせて選手が行ったのは、通称「けんけん相撲」や「お尻タッチ」などの動きで、傷害予防や、コンタクトプレーに備えた準備運動として、トレーニング前に行っているものです。

その後、仲間とのコミュニケーションを意識したアタックやディフェンスのトレーニングを反復して行いました。

本日のトレーニング相手は、R.F.C熊谷とオーバーザトップの方々。平林泰三レフリーにも協力してもらい、より実戦に近いトレーニングを積むことができました。

午前のトレーニング後、中村知春選手が平林レフリーにセブンズのTMO判定について確認している場面も。

午後も2時間半のグラウンドトレーニングを行い、コミュニケーションを取りながら精度の高いプレーを続けました。

冨田真紀子選手のドーベルマンタックルは、このような日々のトレーニングから培われるものでした。

安井コーチが指導しているのは、手押し車のトレーニング。高野眞希選手の脚を鈴木彩香選手が支え、ピッチの周りを手押し車で進みました。

平林レフリーは女子セブンズ合同合宿に参加して、「細かいところの戦術や、局面まで確認していたので、これから行う海外遠征のいい準備ができている。男性相手に練習でやったことが全体練習で出せていたので、対外国選手に対するイメージがついたのではないか」と選手たちを評価しました。

5月3日に立正大学・ARUKAS QUEEN KUMAGAYAから追加招集されて、初めて合同合宿に参加しているのは、黒川碧選手。「日本代表レベルになるとトレーニングの質が高く、選手同士が話している内容も国際的なことで、とても刺激になっている」と語りました。

写真は、左から山中美緒選手、黒川碧選手、大黒田裕芽選手の立正大学3人トリオ。山中選手と大黒田選手は、中学生時代からの友人です。

練習が終わる頃には、空は橙色に変わり始めていました。メディアの人のカメラを借りてインタビューの遊びをしていた選手たち。こちらは鈴木選手と冨田選手です。

今回の女子セブンズ合同合宿の終了まで、あと3日。サクラセブンズとしての活動を含め、ここ熊谷での合宿は、女子セブンズにとってリオオリンピック前は今回が最後になります。
数々の熊谷ショックを乗り越えてきた女子セブンズの熊谷合宿は、あと少しで終わりを迎えます。

4月30日

本日は、早朝、午前、午後、夜の４部練習を行いました。

早朝トレーニングは朝6時から始まり、３つのグループに分かれて、ウェイトトレーニング、タックル前後の動きの確認、キックの練習などを行いました。

浅見ヘッドコーチが指導しているのは、パスの動き。細い棒を使用して、野球の素振りような動きを取り入れていました。

早朝トレーニングの後は朝食へ。ラグビー選手は全員が食事をたくさん食べていると思われがちですが、それぞれが体型に合わせた食事を摂っており、体重でいうと今の体重から減らす「減量組」、維持する「キープ組」、増やす「増量組」に分かれています。

午前、午後はグラウンドトレーニングを行いました。

トレーニング前、横尾選手が音頭をとって、ハードな練習でもチームがミス無くプレーできるよう、「（ボールを）取ってくれ、取ってくれ♪」の歌詞にリズムを乗せた踊りを選手全員で行い、景気付けをしました。

本日のトレーニング相手もR.F.C熊谷の皆さんでした。貴重な連休の機会をトレーニングにお付き合い頂き、心から感謝申し上げます。

夜は、日中にグラウンドで撮影したプレー映像をパソコンで確認し、課題の改善につとめました。

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リオデジャネイロオリンピックまで、あと100日をきりました。

女子セブンズは、今、世界の強豪国に「勝つため」のトレーニングを行っています。

最後に、本日のおまけショットです。

宮崎S＆Cコーチの頭についているのは、小型のスピーカー。それを見て喜んでいる選手たちでした！合宿は5月10日まで続きます。

4月29日

4 月 27 日から女子セブンズ強化合宿、女子セブンズアカデミーの合同合宿が開催されています。

「女子セブンズ強化合宿」はセブンズの大会出場選手などから女子セブンズ日本代表候補になり得る選手を招集し、育成・強化を目的に行う合宿で、「女子セブンズアカデミー」はユースアカデミーからの育成選手や、ポテンシャルのある選手など 2016 年、2020 年オリンピックに向けセブンズ日本代表入りを目指す選手の継続的育成・強化を図ることを目的とした取り組みです。

合宿3日目は、強い風が吹く中でのトレーニングになりました。
午前は、階段の上り下りや、緩やかな坂になっている広場で、スピードを意識したトレーニングを行いました。

選手が手に持っているのは重り。重さは５キロと10キロ。実際に手で持ってみると、かなりの重さでした。