TIDシニアキャンプ第4回スケジュール・参加メンバーはこちら

■2013年4月19日(金)

4月16日から実施した、U20カテゴリー世代(19-20歳)の有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」の第4回合宿が終了しました。

最終日は、キヤノンイーグルスとの練習試合を行いました。ここでのパフォーマンスにより、次回合宿の参加メンバーが決定する重要な試合です。

午前中にFW、BKに分かれてのユニットトレーニングやウォーキングなどで少し体を動かした後、専修大学セミナーハウスを出発し、キヤノンスポーツパークへ向かいました。
到着後は、人工芝グラウンドにてセルフウォームアップからスタートです。「TIDシニアキャンプ」では、
沢木敬介ヘッドコーチの指導により、トレーニング前のウォームアップは各自で考えて行うというのが定着しています。 

遠藤哲コーチからウォームアップのスケジュールについて説明

セルフウォームアップの様子。リラックスした雰囲気

 

全員集合、練習試合について沢木ヘッドコーチから説明

その後はユニットトレーニングを行い、タックルバッグを使用しての全員でのアタックシェイプのトレーニングで、今合宿で行ってきたことを確認しながら集中力を高めていきました。

「ラグビーワールドカップ2019日本代表戦略室」の薫田真広室長や、男子7人制日本代表の瀬川智広ヘッドコーチ、見山範泰S&Cコーチも見学

BKのユニット練習。選手たちの表情も真剣なものに

FWのユニット練習。こちらはスクラムの確認中

 

アタックシェイプのトレーニングの様子

試合へ向かう選手たち。緊張感が漂います

日本協会公認A級の大槻卓レフリーが担当しました

練習試合は30分ずつ2試合でコンバージョンゴールなし、選手交替自由の形式で実施しました。1試合目は2トライを先取されたものの、20分に林真太郎、27分に石井魁がトライし10対10。2試合目も中村圭佑、湯本睦がトライして10対10でした。
全体的には攻め込まれている時間が長かったものの、その中でチャンスを生かしてトライまで結び付けることができていたのは合宿の大きな成果です。

試合の様子

試合の展開を見つめる沢木ヘッドコーチ

最後になりましたが、第1-4回まで合宿場所をご提供いただいた専修大学の関係者の皆様、練習試合を組んでいただいたキヤノンイーグルスの皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

試合後、キヤノンイーグルスの皆様に御礼の挨拶

 

締めの集合。これで第4回合宿は終了です

次回の第5回合宿は4月25日から流通経済大学で実施いたします。最終日の30日には、13時より江戸川陸上競技場にてニュージーランド学生代表と「U20日本選抜」として強化試合を行います。無料公開試合となりますので、ぜひ足をお運び下さい。
JWRT優勝、来季のJWCへの昇格のため、U20日本代表を目指す選手たちへのご声援、よろしくお願い致します。

■2013年4月16日(水)

4月16日から、専修大学伊勢原グラウンドにてU20カテゴリー世代(19~20歳)の
有望な人材を発掘・育成するプロジェクト「TIDシニアキャンプ」の第4回合宿がスタートしています。

初日のチームミーティングで、今回から合流する遠藤哲コーチを始め、ジュニア・ジャパンのメンバーと初参加の選手の自己紹介を行いました。

ジュニア・ジャパンの遠征を終えて合流した松田力也選手。
「ジュニア・ジャパンで色々な経験をできたので、その経験をU20でも生かして、JWRTで優勝したいです」

その後、沢木ヘッドコーチが今合宿の概要を説明し、ウェイトや各測定でのターゲット数値が提示されました。沢木ヘッドコーチからは「前回から参加しているメンバーは必ず前の自分の数値を越えること、初参加のメンバーも全力でやりきること」という話があり、改めて「グラウンドに出たら、試合と同じように100%出し切る」というTIDシニアキャンプのポリシーを全員で確認しました。

トレーニングはまず、4グループに分かれてのウェイト測定です。選手たちは声を出して励ましあいながら、各自の数値をあげるべく取り組んでいました。自分の順番時以外にも、腕立て伏せなど自主トレーニングをする姿が多く見られました。

4グループに分かれてのウェイト測定。部屋中が熱気に包まれます!

 

目標数値と自分の数値をチェック

 

快晴のもと、緑が濃くなり春らしい陽気に包まれたグラウンドに出てからは2グループになり、TIDシニアキャンプが毎回行っている
「1K」と呼ばれる1km走とアタックのトレーニングを交互に計4回実施しました。

「1K」のスタート前。どことなく、緊張感が漂います。

アタックのトレーニング。日本代表と同じトレーニングを行うことで、戦術のトップダウンを図ります。

  

「1K」はシャトルランのように、グラウンドを縦走し、1kmのタイムを測定します。アタックのトレーニングは、
日本代表が行っているのと同じフォーメーションです。

沢木敬介ヘッドコーチ。初日のトレーニングも終盤、指導に一層熱がこもります。
最後はFW、BKに分かれてのユニット練習で1日目のトレーニングは終了しました。
今合宿は、19日まで行われます。