セブンズブロックアカデミーのパートナークラブである「北海道バーバリアンズラグビーアンドスポーツクラブ(北海道バーバリアンズ)」が去る7月21日と22日の2日間にわたり、同クラブのホームグラウンドである札幌市「定山渓グラウンド」にて、記念すべき「第一回北海道バーバリアンズ7’sトーナメントを実施いたしました。
この大会は、セブンズブロックアカデミーのパートナークラブとして、セブンズの普及と強化の場の確保の観点から北海道バーバリアンズが企画調整を行い、他の多くのパートナークラブの賛同と協力を受け実現に至ったものです。当日は全13チームあるパートナークラブのうち、実に7チームが参加し、北は北海道から南は宮崎県まで合計10チームのクラブチーム、大学、社会人チームが集まる盛大なトーナメントとなりました。またこの機会を利用し、一日目の午前中に女子のトライアウトを実施したほか、高校生と成人の女子ラグビーの試合、年代別の不惑ラグビーの試合も盛り込まれ、選手の発掘、育成、強化とセブンズの普及、地域ラグビーの活性化全ての要素を盛り込み、老若男女が一堂に集う素晴らしいラグビーの祭典となりました。
パートナークラブや前男子7人制日本代表監督である村田亙氏が率いる専修大学など、セブンズにも力を入れているチームが揃っただけあり、いずれの試合もハイレベルかつ非常に激しい試合となり、会場のギャラリーをうならせます。北海道バーバリアンズのロテ・トゥキリ選手、釜石シーウェイブスのピエイ・マフィレオ選手など7人制日本代表の経験もある選手や、先日のパシフィックネイションズカップにトンガ代表として出場していた秋田ノーザンブレッツのアラスカ・タウファ選手などトップクラスのプレーヤーが「さすが」と思わせるプレーを見せれば、六甲ファイティングブルの東田哲也GMや専修大学の村田亙監督など日本ラグビーのレジェンド達も試合に出場し年齢を感じさせない激しいプレーを披露し、ひときわ観客をわかせました。 激戦を制したのはホストチームである北海道バーバリアンズ。決勝トーナメントでは強豪釜石シーウェイブス、秋田ノーザンブレッツを連続撃破し、特に決勝の秋田戦では後半終了間際に同点に追いつき、その後の延長戦サドンデスのファーストプレーで劇的なサヨナラトライを上げて優勝という劇的な幕切れ。その瞬間、会場のファン、関係者の興奮はピークに達しました。
大会終了後、定山渓グラウンド恒例のバーベキューによるアフターマッチファンクションと表彰式が行われ、参加者同士が交流を深めると同時に、日本ラグビーあるいは日本の7人制ラグビーの今後について熱く意見交換を行いました。 当日は太田・7人制日本代表チームディレクター、瀬川・男子7人制代表ヘッドコーチも視察に訪れ、選手のスカウティングを行うと同時に、代表者会議で今後のパートナークラブ事業の方向性のプレゼンを行ったほか、表彰式でのプレゼンターや総評を行いました。 今回初めて全国のパートナークラブの多くが一堂に会し、試合を行う機会を得られたことは非常に大きな意義があり、今後のこの事業の発展に寄与するものです。今回本当に大変なご努力とご尽力をいただきました北海道バーバリアンズ関係者、地元定山渓の関係者、北海道地区のすべてのラグビー関係者、そして遠方からも足を運んでいただいた参加チームの皆様に、厚く御礼を申し上げます。
【大会参加チーム】 ★男子 <7’sトーナメント> 1. 秋田ノーザンブレッツ(パートナークラブ・秋田県) 2. 釜石シーウェイブス(パートナークラブ・岩手県) 3. RKUラグビー龍ケ崎(パートナークラブ・茨城県) 4. 神奈川タマリバクラブ(パートナークラブ・神奈川県) 5. 専修大学(神奈川県) 6. 名古屋クラブ(愛知県) 7. 六甲ファィティングブル(パートナークラブ・兵庫県) 8. 川南クラブ(パートナークラブ・宮崎県) 9. JR北海道(北海道) 10. 北海道バーバリアンズ(パートナークラブ・北海道) <不惑(15人制:混合チーム)> ★女子 18歳以上
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