以下、第49回日本ラグビーフットボール選手権大会に出場する「六甲ファイティングブル」からの、1回戦に向けたお知らせになります。

六甲ファイティングブル

師弟対決に燃える帝京大OBたち
第49回日本選手権1回戦(2月25日)
六甲ファイティングブルVS帝京

東京・駒沢陸上競技場で2月25日(土)12:00、第49回日本ラグビーフットボール選手権大会の1回戦、六甲ファイティングブル(クラブ王者)-帝京大学(大学王者)戦が行われます。六甲ファイティングブルは09年度の第47回大会に初出場しましたが、同じ帝京大学に7-76で大敗。今回はそのリベンジに燃えています。

島田啓文(29歳・伏見工→帝京大→ワールド)、小西賢一(26歳・東海大仰星→京産大→神戸製鋼)、田村和也(35歳、布施工→近大→ワールド→リコー)のトップリーグを経験する第1列は抜群の安定感を誇り、タウモエピアウ兄弟(ともに大阪産業大学)の突破力は第19回全国クラブ大会優勝の原動力ともなりました。

六甲にはPRの島田をはじめ、SOの由良康美(35歳・啓光学園→帝京大→ワールド)、FBの加島諒典(長崎工→帝京大→三菱電機プラントエンジニアリング)、FLの伊藤宏成(29歳・啓光学園→帝京大学→エフ・ピー商事)の4人の帝京大OBが所属。岩出雅之・帝京大監督との「師弟対決」 に燃えています。
特に加島は昨年は帝京大学の主務で大学日本一を経験しており、「大学4年間の恩をプレーで返し、後輩に一泡吹かせたい」と張り切っています。

元ワールドで帝京大キッキングコーチを務める、元日本代表SOの福岡幸治氏に対し、六甲のLO大内亮助、WTB内山将文らワールド勢も「因縁対決」に負けられません。またワールドがトップリーグ時代に長年主将を務めてきたFL舛尾敬一郎(37歳・大分舞鶴→専大→ワールド)も、「チャレンジ、そして泥臭く」とメンバー入りを狙っています。

今回は土曜日開催ということで、多くの選手が通常勤務をこなした金曜日の夜に東京入りします。仕事の都合上、当日の早朝に会場入りする選手もいます。
主将の鎌田崇史(かまた・たかふみ、30歳)は「日本のラグビーを底辺から支えているのは、僕らクラブラガーだというプライドを見せたい。挑戦する壁が高ければ高いほど毎日を過ごすモチベーションになります。ラグビーのない生活なんて考えられません。自分たちの1年間を思い切りぶつけたい」と胸をたぎらせています。

相手は同志社大学以来の大学3連覇を成し遂げた帝京大学です。全国約700のクラブ代表の誇りを胸に、悲願の「クラブ初勝利」を目指します。