【セブンズブロックパートナー】Rugirl-7がタッチラグビーの交流大会に参加 タッチラグビープレーヤーに女子7人制クリニックを実施 去る7月31日、セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」Rugirl-7が、日本タッチ協会が主催する「チャリティータッチ祭り in 駒沢」に参加し、女子のタッチラグビープレーヤーに対し7人制ラグビーの体験クリニックを行いました。
同じ、楕円のボールを使うラグビーの仲間であるタッチラグビーですが、これまであまり交流を持つことはありませんでした。しかし、タッチラグビーが盛んなオーストラリアなどでは女子の7人制ラグビー代表の多くがタッチラグビー出身者であるなど、ラグビーの導入口ともなっており、また逆にラグビープレーヤーがシーズン外や生涯スポーツとして楽しむことができるスポーツとしても親しまれています。「JRFU戦略計画2010-2019」においても、「他のラグビー関連団体との連携・交流」を掲げており、この取り組みはそれを具現化する取り組みの一つとなりました。 まずは、タッチラグビーの交流試合が行われ、男女混合のタッチチームに混ざって、Rugirl-7も参加しました。最初は普段との勝手の違いに戸惑っていた彼女たちですが、もともと他競技で実績を持つ高い運動能力の彼女たち、次第に要領を得はじめ、数試合目からはトライ(タッチでは「タッチダウン」)が取れるようになりました。最後には、Rugirl-7と日本体育大学タッチチームの1年生女子チームとのエキジビションマッチが行われ、午前の部が終了しました。
午後はRugirl-7のコーチで、ニュージーランドでラグビーでは州代表レベル、タッチでは国代表経験のある、ウィサン・ダニエル・パーカ氏と、Rugirl-7の監督である元日本代表増保輝則氏の指導により、日体大女子タッチ選手とRugirl-7合同での7人制ラグビー体験クリニックが行われました。 普段は全くコンタクトする機会がないタッチプレーヤーたちは、初めかなり躊躇していましたが、経験したことが無い感覚に次第に新鮮さを感じ、中には「ラグビー、面白い!」と興奮する選手もいて、新しい発見があったようです。仕上げにラックでのプレーヤーの「はがし」を想定した練習も行いましたが、一回一回のセッションが終わるたびに、お互い顔を見合わせて思わず大笑いする姿などが見られ、とてもよい刺激になったようです。 最後は、「タッチ」と「タックル」の中間として「ホールド」によるゲームが行われ、ラグビーとタッチラグビー、どちらの選手にとっても、非常に良い経験となったクリニックが終了しました。 最後のあいさつでは、ウィサンコーチが自らの経験から「ラグビーとタッチラグビー、両方経験することでお互いにプラスになるはず」「同じプレーヤーがラグビーとタッチラグビー両方のゲームを楽しむ環境ができれば素晴らしい」とコメント。 今回はトライアル的な取り組みでしたが、広い意味での「ラグビーファミリーの増大」へ向け、今後も他競技団体との交流を図ってゆければと考えます。 最後になりましたが、今回このような機会をご提供していただいたジャパンタッチ協会へ感謝申し上げます。
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