TOTO セブンズアカデミー
●7月17日(日) DAY3

本日はセブンズアカデミー合宿の最終日となります。
朝は、宇賀神トレーナーの指導で、二人組でストレッチを行い、疲れた体をリラックスさせました。
午前中は、辰巳の森海浜公園ラグビー練習場へ移動し、女子7人制日本代表候補の選手たちと合同練習を行いました。合同練習ではチームをU18以上で2チーム(A/B) U17以下で1チーム(C)に分け、A‐Bは通常のルールで、Cの試合は全てタッチで、ゲーム形式の練習を行いました。時間は7分の前後半で行い、それぞれの試合の間を20分とり、その間はそれぞれのチームで、ミーティングを行い、次の試合に臨みました。ミーティングでは岩井テクニカルがその前の試合の映像を用意し、実際の映像を見ながら、DFの確認などを行いました。なお、この午前の練習ではU18以上で鈴木実沙紀選手・U17以下で清水麻有選手がMVPに選ばれました。

練習終了後は昼食後ミーティングを行い、次回のアカデミーまでの、フィットネステストやスキルテストのターゲットをそれぞれに定め、それを達成するためにどのような筋道を作るのかといったことを個人個人で表を作成。
ケリーコーチからは、上手くなるためには、考えながら常に練習することの重要性の話があり、吉岡コーチからはラグビーの面だけでなく、普段の生活の中でもレベルアップをして、「人物」になっていかなければならないとの話がありました。

最後に本城 競技力向上部門・部門長より、メダルを狙うためにはまずアジアを突破しなければならず、そしてそれは常に、メダルを狙う大会の1年前に必ずやってくる。それに打ち勝つには継続した強化体制と継続した選手たちの努力が必要なので、一緒に頑張っていきましょうとの話がありました。
次回のアカデミーは9月末の開催予定です。

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
朝のストレッチ ゲーム

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ゲーム ゲーム

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ゲーム ゲーム

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ゲーム間は前の試合を確認 映像を見ながらのチェック

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
ケリーコーチ

●7月16日(土) DAY2

本日のアカデミーはトレーニング場での筋力トレーニングから始まりました。宮崎コーチ・宇賀神トレーナーの指導の下、それぞれの年代に合わせて、スクワットのマックス測定、フォームのチェックを行いました。
午前中の練習は、パスの練習と昨夜座学で確認した基本的なDFの動きについてトレーニングを行いました。午後は、タックルスキルの練習が行われました。ケリーコーチ、吉岡コーチの指導の下、トレーニングは厳しく、分かりやすく行われました。また、それぞれのメニュー間で、宮崎コーチによる、ウエイトトレーニングを行いました。

夜の座学では、日本ラグビー協会・情報科学部門の小松佳代子先生(東京藝術大学)に講師にきて頂き、「見る力の向上」をテーマにデッサンを行いました。
思い描く人物のデッサンに始まり、モデルを交代で行いつつ、1つ1つのデッサンの合間に説明を受けながら、およそ2時間、講義は行われました。選手・スタッフともに、凄く集中し、入り込んでデッサンを行っていました。最後に小松先生より、この講義では、ラグビーでも同じであるが、いろいろなものが見えているようで実は見えていない、このことに気づき、分かってもらうことができ、この講義は非常に有意義なものになりました、とのお言葉をいただきました。
明日は、辰巳の森海浜公園練習場へ場所を移動し、練習を行います。

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
ウェイトトレーニング その場で映像を見ながらフォームの確認

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まだ、体のできてない選手は宇賀神トレーナーのもと別メニュー タックルスキル練習

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
パストレーニングセッション トレーニングの合間に水と栄養補給をこまめに行いました

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
昨晩説明のあったDFの再確認

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
ご協力頂いた小松先生(左から2番目)と東京藝術大学の学生の皆さん 皆真剣なまなざしで描いていました

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
デッサンの最後は宮崎コーチをモデルに デッサンの最後にそれぞれ自信の1枚を発表

●7月15日(金) DAY1

本日より、第7回セブンズアカデミー女子が開催されました。
お昼に集合した選手たち。オリエンテーションにて、今回のアカデミーのスタッフ紹介、スケジュール等の確認が行われたあと、まず、今回のアカデミー期間中のテーマを選手それぞれに定めました。次に、岩井テクニカルコーチより、今回計測するGPSの説明(「なぜ」行うのか? どういった活用をするのか等)がありました。

オリエンテーション終了後は、味の素ナショナルトレーニングセンター内、共用コートへ場所を移し、マルチフィットネステストの計測が行われました。次に、陸上トレーニング場へ場所を移し、5m、10mの距離でターゲットを狙ってパスを投げ精度を図るテストと、キッキングのテストが行われました。そして最後にハンドリングゲームを行い、本日のトレーニングは終了しました。
暑い中でのトレーニングとなりましたが、こまめに給水、休憩を入れながら行われました。

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
トレーニング前の事前準備 今回のテストの説明

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
パステスト キックテスト

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
フィットネステストの目標値をクリアーしなかった選手は今回もエクストラメニューを最後に行いました

トレーニング後はプールでリカバリーセッションを行い、夜は座学が行われました。
座学ではケリーコーチより、7人制の基本的なDFについて、映像や、マグネットを使い、選手たち自身に考えさせながら、説明が行われました。
最後に、岩渕ディレクターより、選手の現在の年齢と今後の予選や大会との関連について話があり、そこへ向けて自分自身で道筋を描かなければならず、フィットネスの向上、スキルの向上、パワーの向上もそういった道筋の一つであるという説明がなされました。そして、2008年北京オリンピック・射撃(女子)におけるロシアとグルジアの選手の話を交えながら、単にピッチ上での素晴らしい選手であるだけでなく、ピッチの外でも素晴らしい選手になって欲しい、アカデミーもそのことを目的としているとの話が行われ座学は終了となりました。
明日も引き続き、陸上トレーニング場にてトレーニングが行われます。

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
ケリーコーチ、選手への理解を促すため、今回もいろいろと準備してきています DFの動きを選手自ら説明

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
グループでDFをの状況を話合い 吉岡コーチ

第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート   第7回「セブンズアカデミー(女子)」開催レポート
岩渕ディレクターより 座学終了後も選手からコーチ・スタッフへ質問がなされていました