「セブンズブロックアカデミー」パートナークラブ 福岡ラグビーフットボールクラブ(R.F.C.)、
キックオフイベント(セブンズ・クラブ)トライアウト&セブンズクリニック実施

去る5月22日、セブンズブロックアカデミー「第二次パートナークラブ」福岡ラグビーフットボールクラブ(R.F.C.)が、福岡市東区香椎浜のトップリーグ、コカ・コーラウエストレッドスパークスグラウンド「さわやかスポーツ広場」にて、同クラブ内に新設する「セブンズ・クラブ」所属選手選考のためのトライアウトと、セブンズラグビーの体験クリニックを実施しました。

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施   福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
日本協会、本城競技力向上委員会副委員長からのご挨拶 7人制日本代表村田監督より

当日は、女子は同クラブ内「福岡レディース」所属選手を中心に40名程度、男子は公募で集まった小中学生と、同「福岡ユース」所属の高校生60名程度、合計100名以上の選手が集合し、オリンピックを目指す第一歩としてトライアウトに挑戦しました。
日本協会ストレングス&コンディショングコーチ見山氏の指導の下、日本協会の標準測定種目である、20mシャトルラン・60mスプリント・立ち幅跳び・立ち5段跳び、7ミニッツの5種目をローテーションで行いました。冒頭に見山コーチからそれぞれの種目の平均、日本代表の平均が手渡され、選手たちの目標を明確にします。測定ではこの後セブンズラグビークリニックの指導を行う村田亙コーチも参加し、常に自ら先頭に立って選手たちを引っ張り、選手たちもそれに必死についてゆきました。

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施   福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
20mシャトルラン、村田監督も参加 60mスプリント

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施   福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
立ち5段跳び 村田監督への質問タイム

その後、村田コーチによるセブンズラグビークリニックでは、「楽しみながら」プレーすることをテーマに、様々なゲーム的な要素を入れたメニューが実施され、小中高生、男女も混じって大きな掛け声や笑い声が美しい芝生のグラウンドに響きました。最後のシメには、今や村田コーチの定番となりつつある「だるまさん転んだ式状況判断練習(?)」に挑戦。参加選手だけでなく、周りで見ている保護者の皆さんや関係者からも笑い声が上がり、楽しい雰囲気の中クリニックは終了しました。

今回の測定結果を基に、「セブンズ・クラブ(=ブロック・アカデミー)」の選手選考が行われ、その結果は後日同クラブのホームページ上で発表されます。同セブンズ・クラブでは、九州のラグビーの普及と強化を目的に設立された「NPO法人九州ラグビーアカデミー」と連携し、グラウンドをお貸しいただくコカ・コーラウエストレッドスパークスOBなどのコーチ陣の指導により定期的にセブンズの活動の場を選手に提供します。優秀な選手は日本協会主催のセブンズアカデミーに推薦され、日本代表を目指して行きます。

この取り組みはまさにセブンズブロックアカデミー事業の目的の一つである「地域の埋もれた逸材に日本代表へのパスウェイ(道筋)を提供する」という考え方に沿うものであり、今後も地元の県・地域協会との連携のもと、日本協会からも可能な限りサポートしてゆく予定です。素晴らしい取り組みを行っていただきました福岡R.F.Cの関係者の皆様、ご協力をいただきましたNPO法人九州ラグビーアカデミーの皆様、グラウンドなどファシリティーをご提供いただきましたコカ・コーラウエストレッドスパークスの関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施   福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
セブンズクリニック セブンズクリニック

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施   福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
セブンズクリニック だるまさん転んだ

福岡ラグビーフットボールクラブ、セブンズのトライアウト&クリニックを実施
村田監督とともに参加した女子選手一同