日本協会A1レフリー
久保 修平

1 はじめに

5月13日(金)より5月16日(月)まで、カザフスタン・アルマティにて開催されたHSBC アジア五カ国対抗 2011「カザフスタン代表 vs スリランカ代表」戦へレフリーとして参加いたしましたので報告させていただきます。

2 日程

5月13日(金) 関西国際空港から仁川国際空港経由でアルマティ国際空港へ移動
5月14日(土) プールリカバリー、マッチオフィシャルミーティング
試合
5月15日(日) プールリカバリー
アルマティ国際空港出発から仁川国際空港経由で関西国際空港へ移動
5月16日(月) 帰国

3 担当試合

Kazakhstan 34 vs 18 Sri Lanka

Referee:Shuhei Kubo
Assistant Referee:James Fitzgerald(UAE)
Assistant Referee:Anastassiya Khamova(Kazakhstan)
CMO:Alan Whitcombe(UAE)

4 おわりに

今回、初めてTOP5のゲームをレフリーとして担当させて頂いたことを光栄に思います。
このゲームは両チームにとってTOP5に残留するために、何としてでも勝ちたい非常にハードなゲームとなりました。フィジカルを前面に押し出して戦うカザフスタンとワイドに展開するスリランカという両者の特徴が感じられるゲームでしたが、後半に入るとスリランカのディフェンスが崩れ、カザフスタンが勝利を収めました。

私自身のゲームへの課題としましては、そのような難しい試合をマネジメントしていくことに設定しました。ゲームが荒れそうになる局面や微妙な判定で、プレーヤーへ端的に説明したりアイコンタクトやジェスチャーを織り交ぜていきました。結果としてプレーヤーはプレーに集中してくれ、カードを適用せずにゲームをマネジメントできたと思います。
前日に約12時間をかけて移動し時差や高地という様々な厳しい条件の中ではありましたが、メンタルとフィジカルの両面をうまくコントロールし対応することができました。
この貴重な経験を今後のレフリー活動に活かしていきたいと思います。

最後になりましたが、現地では大変お世話になりましたカザフスタン協会の皆様、またこのような貴重な機会を与えてくださったアジア協会、日本協会の皆様に、忙しい中快く送り出して下さった職場の皆様にこの場をお借り致しまして心より感謝申し上げます。ありがとうございました。