●3月6日(日) DAY3

セブンズアカデミー3日目、本日が最終日となります。朝は昨日と同じようにランニングセッションを行い、傾斜路のダッシュと400m走を交互に行いました。3日目で少し疲れも出ていましたが、それぞれに自身を追い込んでいました。

朝食では早速昨日のカウンセリングを参考に、レストランで取る食事を考えて実践していました。
食事後は、辰巳のラグビー場へ移動し、2チームに分かれてホールドでゲーム(7分×6本)を実施。松尾コーチより、初日、昨日と行った練習の確認が行われ、選手同士でも確認をし合っていました。まだ慣れぬ7人制ラグビーの動きやスペースに戸惑いながらも選手たちは、今までやってきたことを意識しながら、ゲームを楽しんでいました。

練習後は、下農コーチより、初日のS&Cテストのフィードバックが行われ、体力面で辛い状況を少しでも少なくし、余裕をもったプレーが出来るようにするために、与えられた基準値を目指して、個人でも頑張って行って欲しいとの話がありました。
そして、松尾コーチより、知識や情報、経験は積極的に自分から取りに行って欲しい、そして成長していくことが、今後重要になるとの話がなされ、今回のアカデミーは終了となりました。
最後になりましたが今回のアカデミーにご協力頂きました、(財)日本陸上競技連盟様、流通経済大学様にお礼を申し上げます。

第5回「セブンズアカデミー(男子)」
傾斜路のダッシュ

第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」
アタックトレーニング S&Cのフィードバック(下農コーチ)   松尾コーチより、次回のアカデミーそして今後の取り組み方について

第5回「セブンズアカデミー(男子)」
ゲームの内容で気付いた点を選手が確認

第5回「セブンズアカデミー(男子)」
今回もご協力頂いた流通経済大学の学生スタッフ

●3月5日(土) DAY2

セブンズアカデミー2日目、早朝のフィットネストレーニングから練習は始まりました。朝の冷たい空気の中でしたが、選手たちは昨日のテストでまだまだ目標値に達していないことから、少しでも基準値に近付くため、積極的にトレーニングに臨んでいました。また、昨晩のセルフコンディショニングの講義内容をさっそく取り入れ、各々で積極的にウォームアップに取り組んでいました。

午前は「ディフェンスの理解」と「コミュニケーションの重要性」ということでディフェンスを中心としたトレーニングが行われました。試合中は一人一人の選手が15人制以上に広いスペースを持ってディフェンスを行うため、運動量やコミュニケーションが高く求められます。少ない人数で立て続けにディフェンスを行うといったトレーニングを行いました。
最後は味トレ陸上トレーニング場内の傾斜路を使ってコアトレーニングが行われました。

午後は、「7人制の基本アタック」をテーマに、1対1、3対2など人数の条件を変えならが基本的な攻撃の確認を行い、最後にまたコアトレーニングで終了。
夜の座学では、管理栄養士 河谷彰子さんにご協力頂き、栄養学・食事の取り方について教えていただきました。
選手一人ずつにカウンセリングも行われました。選手たちは栄養や食事に関して知識として知っていることは多くありました。ただし、今回のように栄養士の方に自分の食事をチェックしてもらい、今の食事の問題点や今後の取り組み方を話すことができたことは選手にとって非常に貴重な時間となりました。
明日は今回のアカデミーの最終日となります。

第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」
まずは自分自身でのウォームアップ 左から 姫野選手、近藤選手、湯本選手、松田選手   走り方の改善のためのトレーニング

第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」
チーム内での確認においてもコミュニケーション能力は求められます トレーニングの様子   管理栄養士 河谷彰子氏

第5回「セブンズアカデミー(男子)」
コアトレーニング

●3月4日(金) DAY1

第5回セブンズアカデミー(男子)が味の素ナショナルトレーニングセンターにて始まりました。
初日は、今までと同じようにストレングス&コンディショニング(S&C)テストから。前回のアカデミーからおよそ3カ月。その間与えられた課題に対して選手たちがどのように取り組んできたかが問われ、S&C担当の下農コーチからは、前回の測定値を越えるように頑張ること、しかしそれは最低限の課題であり、アカデミーが求める各年代のターゲット値を目指すようにとの話が、計測前に行われた。選手はそれぞれのコンディションの中、自分自身を押し上げようとしていました。

計測後は松尾コーチの指導の下、トレーニングを実施。パスのスキルから入り、2チームに分け、ゲーム形式の練習をキックオフなどの状況を設定して行いました。ここでは普段の15人制とは違う7人制のラグビーの感覚をつかむことをまず目的とし、次に、アタックの際のライン作りや展開方法などのコーチングが行われ、松尾コーチからは時折選手たちの、コミュニケーションや動きに対して厳しい指示が飛んでいました。
グラウンドでのトレーニングの後は場所を変え、短い時間でウエイトトレーニングを行い、姿勢のチェック等が行われました。

夜はセルフコンディショニングについて、下農コーチより「ウォームアップ」「水分補給」「アイシング」について、簡単なテストを交えながらの説明。1日に何試合も行う7人制にとって、セルフコンディショニングはパフォーマンス向上における重要なポイントとなります。

明日は、今まで通り、早朝トレーニングから始まり、午前・午後とトレーニングが行われます。

第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」
マルチテスト 体幹テスト   年代が違うチームでのゲームはお互いに刺激になります

第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」   第5回「セブンズアカデミー(男子)」
トレーニングの様子 高校生が中学生にトレーニング内容を説明   セルフコンディショニングチェック