●1月23日(日) DAY3 セブンズアカデミー最終日の今日は、昨日同様に早朝のフィットネストレーニングから始まりました。トレーニングはハンドボール協会のアカデミー選手たちと合同で行われ、30分間走、400m、200mとランニングセッションが行われました。 朝食後、チェックアウトを済ませ、最後のトレーニングを辰巳グラウンドにて行いました。トレーニングは、ケリーコーチ、吉岡コーチによって進められ、まずは昨日に引き続きDFのトレーニングを行いました。コーチ陣からは常に声を出して、コミュニケーションをとるようにとの指示がとび、DFにおいてコミュニケーションが非常に重要であることが伝えられていました。次にゲーム形式のトレーニングを行い、ここまで行ったDF/ATを確認しました。最後にフィットネストレーニングを行い終了いたしました。 気付いた点があればすぐにケリーコーチから説明があります トレーニング後は、トレーナーからコンディショニングの話。宮崎コーチから今回行ったフィットネステストのフィードバックが行われ、次回の目標値と次までに個人で行うトレーニングの説明がなされました。 次にケリーコーチからは、自身が現役のとき行っていたトレーニングスケジュールの説明と継続の重要性、そして個人トレーニングのメニューが説明されました。 吉岡コーチからは、個人でも意識してトレーニングすること、自分自身も努力し、仲間を応援できる選手になって欲しいとコメント。 そして、岩渕ダイレクターからは「何の為にアカデミーにいるのか」「何を目指すのか」といった質問が選手に投げかけられ、選手たちはアカデミーに参加するとことオリンピック、そして自分たちがすべきことなどを真剣に考えていました。また「自信」が必要であること、そのために「準備」をしなければならないことが岩渕ダイレクターより伝えられました。 最後にアカデミー担当部門である本城・競技力向上部門長より、このアカデミーで学んだことをどう成果に結び付けるかが重要であるとの話があり、今回のアカデミーは終了いたしました。 次回は3月を予定しております。 最後になりましたが今回のアカデミーにご協力頂きました、(財)日本陸上競技連盟様、(財)日本ハンドボール協会様、流通経済大学様にお礼を申し上げます。 ハンドボール協会アカデミーとの合同トレーニング 本日もタックルトレーニングを行いました ゲーム形式のトレーニング 今回最後のフィットネス ケリーコーチの説明 岩渕ダイレクターからの選手へ問いかけ ●1月22日(土) DAY2 セブンズアカデミーの2日目は前回同様、早朝のフィットネストレーニングから始まり、ランニングフィットネスを行った後、ペアでのストレングストレーニングが行われました。 2日目のトレーニングはヤクルト戸田総合グラウンドにて、午前・午後の練習が行われました。午前はフィットネステストと、ケリーコーチの指導のもと、ゲームセッションを実施。次にディフェンストレーニングの一環として、タックルトレーニングを行いました。 トレーニングでは、「手でタックルに行かないこと」、「肩からしっかり入ること」を徹底し、また、ボクシンググローブを使うなどのトレーニングを行いました。 午後でも引き続き、ディフェンスセッションが行われ、ディフェンスラインの動き、コミュニケーションの重要性が指導されました。その後、アタックセッションが行われ、7人制でのアタックのポイントなど、7人制特有の動きなどを練習しました。 トレーニングの最後には、このアカデミーでも徹底して行われているフィットネストレーニングで終了。 夜の講座では、管理栄養士の河谷彰子さんを講師に迎え、「食事もトレーニング」というテーマで、食事の取り方、選び方について、講義が行われ、その後、前日の各選手の夕食をもとに、個別カウンセリングを行って頂きました。選手たちは今まで自分たちが正しいと思っていることが違っていたり、食事の取り方など、新たな発見と、意識の改革が促されました。 明日は、アカデミー最終日となり、本日同様にフィットネストレーニングより練習開始となります。 朝日の下ストレングストレーニング 朝のフィットネス タックルトレーニング. Kelly コーチ 吉岡コーチ 個別カウンセリング 選手たちは真剣なまなざしで講義を受けていました ●1月21日(金) DAY1 第5回セブンズアカデミー(女子)が味の素ナショナルトレーニングセンターにて始まりました。 最初のオリエンテーションでは岩渕ハイパフォーマンスマネージャーの挨拶に始まり、オリンピックを目指すためにここに集まっているということの選手への確認から始まりました。次に7人制女子日本代表ヘッドコーチの黒岩監督より11月に行われたアジア大会のレビューが行われ、今の女子7人制の現状、そして目標と現実から求められる「フィットネス」「意識改革」「プレーの精度」について話をしていただきました。 その後、陸上トレーニング場へ移動し、宮崎ストレングス&コンディショニングコーチの指導の下、フィットネステストが行われ、20mシャトルラン、60m走、立ち幅跳びの計測が行われました。テスト前に前回のテスト結果とそれを受けての今回の目標値をそれぞれに設定しテストへ臨みました。 テスト後は岩渕コーチによるトレーニングセッションが行われ、初めにゲーム形式の練習を行い、そこからDFの状況を切り出して2対3のDF練習が行われました。その後再度ゲーム形式で練習を行い終了しました。練習の中では、苦しいところでのコミュニケーションと集中、そしてそういった状況でしっかりプレーするために、フィットネステストを行い走っているのだということが説明されました。また、吉岡コーチ、宮崎コーチからも、選手たちが苦しいところでは、そこで走るよう、岩渕コーチ同様に激が飛んでいました。 練習終了後は、夕食を経て座学が行われました。座学では日本協会広報委員会、腰塚広報委員長より、広報対応とリスクマネージメントについてお話を頂きました。選手たちは熱心に、自分たちのおかれている立場、やらなくてはいけないことなどを学んでいました。 最後はウエイトをサーキット形式で行った後、ペアでしっかりとストレッチを行い終了しました。 初日からハードな練習となりましたが、限られた中で、選手・スタッフともに最大の成果を得られるように行うことができた、充実した初日となりました。 黒岩ヘッドコーチよりアジア大会のレビュー 宮崎S&Cコーチ シャトルラン トレーニング 岩渕コーチよりトレーニングの狙いが説明されます ペアストレッチ サーキットトレーニング