日本ラグビーフットボール協会は12月5日、秋田県秋田市の八橋運動公園球技場で、セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」の秋田ノーザンブレッツラグビーフットボールクラブ(秋田NB)に対してパートナークラブ認定プラークを授与しました。また、これに合わせて、秋田県内のラグビー指導者を対象としたコーチングセミナーが開催されました。

日本代表の太田GM(右)より、秋田NBの千田会長に認定プラークが授与される   認定プラーク授与後にあいさつする太田GM
日本代表の太田GM(右)より、秋田NBの千田会長に認定プラークが授与される 認定プラーク授与後にあいさつする太田GM

○秋田にてプラークの授与式
認定プラーク授与式は、日本代表の太田治ゼネラルマネージャーがプレゼンテーターとして出席。ジャパンラグビートップイーストリーグ第10節「秋田ノーザンブレッツR.F.C対日本IBMビッグブルー」のハーフタイムに、認定プラークを秋田NBの千田邦宏会長に授与しました。秋田県の出身である太田GMは、「日本ラグビーフットボール協会と連携しながら秋田のラグビーを盛り上げていきましょう」とあいさつ。スタンドに詰めかけた秋田のラグビーファンから大きな拍手が贈られました。

○トップイーストリーグ第10節は地元秋田NBが勝利
秋田NBのホームゲーム最終戦となった日本IBMビッグブルーとの一戦は、バックスの展開力で上回った秋田NBが、IBMから7トライを挙げて44-19で快勝。試合前のチアガールの応援やサインボールのプレゼント、秋田NBのグッズが当たる抽選会なども催され、ファンの方々も大いに試合を楽しんでいました。

秋田NBのWTB田村がトライを挙げる   試合終了後、笑顔を見せる秋田NBフィフティーン
秋田NBのWTB田村がトライを挙げる 試合終了後、笑顔を見せる秋田NBフィフティーン

○コーチングセミナーも開催
試合終了後には、秋田県内における7人制ラグビーの普及促進を図るため、7人制女子日本代表のヘッドコーチである黒岩純氏によるコーチングセミナーが開催されました。このセミナーには、秋田県内のスポーツ少年団、中学校、高校、社会人のコーチや監督など約40人の指導者が参加。黒岩ヘッドコーチは、7人制日本代表の練習映像を紹介しながら、15人制と7人制の戦術やスキルの違いや具体的な戦術、練習方法などについて詳しく説明。参加した指導者は、これまでなじみの薄かった7人制ラグビーに理解を深めるとともに、大いに興味を持ったようでした。

○今後の対応を協議
セミナー終了後には、秋田ノーザンブレッツの役員・スタッフと太田GM、黒岩ヘッドコーチが今後の協力体制について協議しました。その中で、来年2月に、秋田NBが黒岩ヘッドコーチと7人制女子日本代表選手などを招き、秋田県内の小学生から社会人を対象とした女子トライアウトを実施することが決まりました。秋田NBでは、このトライアウトをステップとして、将来的に女子チームの結成を目指していくこととしており、秋田県から是非オリンピック選手をと意気込んでいます。

7人制女子日本代表ヘッドコーチの黒岩純氏が秋田県の指導者を対象に実施した7人制のコーチングセミナー   7人制女子日本代表ヘッドコーチの黒岩純氏が秋田県の指導者を対象に実施した7人制のコーチングセミナー
7人制女子日本代表ヘッドコーチの黒岩純氏が秋田県の指導者を対象に実施した7人制のコーチングセミナー