セブンズブロックアカデミー「パートナークラブ」の一つである岡山ラグビーフットボールクラブ(岡山クラブ)は、パートナークラブの趣旨に基づき、7人制ラグビーの普及と強化に資することを目的に、7人制ラグビーを中心に活動する小中学校を対象とした新しいラグビースクールを開校することとなりました。去る11月23日にそのオープニングイベントとして、日本ラグビーフットボール協会松尾リソースコーチを招き、7人制のラグビークリニックを開催しました。

未経験者も含め数多くの子供たちが集まりました   松尾コーチから開会の挨拶
未経験者も含め数多くの子供たちが集まりました 松尾コーチから開会の挨拶

江田前参議院議長を囲んで
江田前参議院議長を囲んで

当日は、公募で集まった小学生を中心とした約40名が、グラウンドをご提供いただいた関西高校に集いました。
冒頭、岡山クラブとご縁があり来賓としてお見えになった、江田五月・前参議院議長(RWC2019日本大会成功議連顧問)から、お祝いの言葉と子供たちへのメッセージが送られ、いよいよ松尾コーチによるセッションが開始。低学年、中学年、高学年及び中学生と、学年ごとに3つのチームに分かれ、それぞれのレベルにあったセッションを行いました。セッションには、岡山クラブのメンバーの他、関西高校の高校生もスタッフとして加わり、和気あいあいとした雰囲気の中、7人制に限らずラグビーの基本となるコミュニケーションや一対一の抜きあい、サポートを生かす二対一などを行いました。

参加者にはラグビー経験者やタグラグビー経験者に交じり、初めてラグビーボールに触れた子供たちも多数いましたが、経験者顔負けのステップを切るなど、運動能力の高さを見せる子供たちも。
低学年はまずはボールに慣れることから始め、鬼ごっこに近い抜きあいから、最後はパスを使ったセッションも行いラグビーボールの楽しさを満喫しました。普段子供たちにラグビー指導をする機会が無い高校生諸君にとっては、新鮮でとても良い経験になったのではないでしょうか? 子供たちと戯れ、自分たちが本当に楽しんでいるようでした。今回このような経験をした彼らが、将来はラグビースクールの指導者として地域のラグビー普及に貢献してくれることでしょう。

クリニック終了後、松尾コーチから本日のMVP2名が選出され記念品が贈呈されました。奇しくもいずれも女の子となりましたが、男の子たちにも引けを取らない素晴らしい活躍をしていましたので、一同納得という感じで二人を称えました。

岡山クラブでは今後、この7人制ラグビースクールの活動を継続して実施し、来年度からのチーム登録を目指します。このスクールから将来の日本代表、オリンピック選手が生まれることを期待します。

真剣(?)な表情で聞き入る子供たち   ウォームアップを兼ねたゲーム
真剣(?)な表情で聞き入る子供たち ウォームアップを兼ねたゲーム

低学年はボールに慣れることから   女の子も元気に参加
低学年はボールに慣れることから 女の子も元気に参加

子供たちと談笑する高校生   一対一の抜きあい
子供たちと談笑する高校生 一対一の抜きあい

最後にはダミーを使ったコンタクトも経験  
最後にはダミーを使ったコンタクトも経験

本日のMVP。こちらはラグビー経験者   もう一名のMVPも女の子。普段はタグラグビーをしています
本日のMVP。こちらはラグビー経験者 もう一名のMVPも女の子。普段はタグラグビーをしています