セブンズブロックアカデミーパートナークラブ、「岡山ラグビーフットボールクラブ」にて、ラグビークリニックとパートナークラブ認定プラーク授与式を実施!

去る8月29日(日)、中国地区セブンズブロックアカデミー、パートナークラブとして認定された、岡山ラグビーフットボールクラブ(岡山クラブ)の主催で、高校生向けラグビークリニックと懇親会「夏の集い」が開催され、その席で、「パートナークラブ」の証である「認定プラーク」の授与式が行われました。

当日は朝10時より、岡山県立岡山朝日高校のグラウンドをお借りし、男子7人制日本代表監督の村田亙氏によるラグビークリニックが、現地の高校生約40名を対象に実施されました。8月も終わりだというのに、うだるような猛暑の中でのセッションとなりましたが、ゲームの要素を取り入れた村田監督の巧みなリードにより、高校生たちは元気いっぱいに、かつ、滝のような汗を流しながら走り回りました。

高校生へ村田監督が紹介されます   ゲームを取り入れながらのセッション
高校生へ村田監督が紹介されます ゲームを取り入れながらのセッション

セッションでは、特にコミュニケーションの大切さを意識させるような要素がちりばめられ、最初は遠慮がちだった選手たちが、みるみるうちにコミュニケーションが取れるようになっていき、最後にはグラウンド中に選手たちの声が響き渡るまでになりました。
見学していた岡山クラブや岡山県ラグビーフットボール協会の関係者からは、村田監督の指導方法に感心しつつ、「日本代表のレジェンドである村田監督に岡山の高校生を直接指導いただけるなんて、めったにないこと。パートナークラブ認定の大きなメリット」と、感激ひとしお、といった表情を浮かべていらっしゃいました。

セッション終了後には、選手たちから村田監督への質問タイムも設けられ、選手たちからは、「苦手なサイドのスクリューパスをうまく投げるには?」といった技術的な質問から、「村田さんが、海外のプロに挑戦しようとしたきっかけは?」という人生観にかかわるものまで、一つ一つの質問に、村田監督が熱く、丁寧に回答されました。
「高校生たちの目が輝いていた!」岡山クラブの関係者も、今回のクリニックの大成功に感激すると同時に、パートナークラブとしての今後の取り組みに、自信と期待をにじませていました。

選手たちには貴重な経験になりました
選手たちには貴重な経験になりました

午後からは会場を移し、岡山県協会関係者、岡山クラブ、日本協会により、今後のパートナークラブ事業の進め方についてのディスカッションと夕刻からは懇親会が行われました。懇親会会場では、冒頭、村田監督から岡山クラブ尾原監督に対し、「パートナークラブ認定プラーク」が授与され、日本協会戦略室中里氏からは、参加した岡山クラブのメンバーに向けて、「JRFU戦略計画」の概要と、「パートナークラブ」の概要が説明され同クラブに対する大きな期待が強調されました。

本日の取り組みは、岡山クラブにとっての「パートナークラブ」としての取り組みの、最初の第一歩ですが、今後岡山県協会、関西協会とも連携しつつ、「日本ラグビーの国際力を高める」ための「7人制、女子の強化推進」及び、「ラグビーファミリーを増大させる」ための「地域活性化策の推進」のための、日本協会の「戦略的パートナー」として、本格稼働してゆく予定です。今後の取り組みも随時ご報告させていただきます。

村田監督から尾原監督へパートナークラブ認定プラークの授与   日本協会から戦略計画の説明が行われた
村田監督から尾原監督へパートナークラブ認定プラークの授与 日本協会から戦略計画の説明が行われた

岡山県協会、岡山クラブの皆さんとともに
岡山県協会、岡山クラブの皆さんとともに