5月8日(土)、東京・秩父宮ラグビー場(14時キックオフ)にて行われた「HSBCアジア五カ国対抗2010(ラグビーワールドカップ2011アジア地区最終予選) 日本代表 対 アラビアンガルフ代表」戦での不当なプレーに関し、大会規約に基づくヒアリングが行われ、対象選手に対しての処分が、下記の通り決定しました。

日本代表

●対象選手 NO.8 菊谷 崇
●事象 スタンピング及び、ひじ打ち(後半14分、後半40分)
●処分内容 2週間の試合出場停止(5/9~5/22 2試合の出場停止)

アラビアンガルフ代表

●対象選手 LO スティーブ・リトル
●事象 報復行為(パンチング・後半30分)
●処分内容 2週間の出場停止(2試合の出場停止)

不当なプレーに対する裁定について(サイティングコミッショナー、ジュディシャルオフィサー)

当該試合について、サイティングコミッショナーは、不当なプレーなどがなかったか、試合会場にて、試合及び試合の録画物などを検証する。不当なプレーがあった場合、試合終了後12時間以内に対象を召還する必要性があるか判断をくだし、対象選手(チーム)に通知する。

ジュディシャルオフィサーは、サイティングコミッショナーから報告を受け、ただちに当該選手、および必要に応じ、レフリーなどからヒアリングを行い、その証言と試合の録画物などをもとに、実際に不正なプレーが行われたか否かを判断し、懲罰を課す必要があるかについて決定する。
選手はこの決定に不服を申し立てることができる。