報告: 永川信平(関西協会普及育成委員会)

11月23日(月・勤労感謝の日)広島市の西飛行場に隣接するコカ・コーラウエスト広島総合グランドラグビー場(天然芝)に山口県5スクール、島根県1スクール、広島県4スクールの計10スクール、約200名のチビッ子らラガーマンが集まり、「第26回西中国ラグビースクール交流会」が開催されました。

全体写真
全体写真

会長挨拶
会長挨拶

今年で26回目を迎えるこの交流会は、西中国地方の山口・島根・広島の3県のラグビースクールが集まる大会で、毎年、広島県と山口県で交互に開催されており、今年は広島県の担当で開催致しました。

開会式には広島県ラグビー協会・神出 亨会長がお見えになり、『オリンピックでの7人制ラグビー、日本でのワールドカップに選出されるよう、苦しいときでも自分の力を出し切るよう頑張ってください』とのご挨拶をいただき、手に汗握る熱戦の火蓋が切って落とされました。

前日の冷たい雨もやみ、朝から太陽がまぶしく照りつける最高のコンディションの下、試合は、低学年、中学年、高学年に分かれ、交流会の趣旨に則り他県とは最低2試合の対戦ができるよう、組み合わせに考慮した運営が心掛けらておりました。

高学年1
高学年1

中学年1
中学年1

低学年の試合風景は、ボールに群がり、ボールを奪い、ただひたすら相手ゴールを目指しておりました。

中学年の試合風景は、FW・BKそれぞれの役割分担を理解し忠実にこなし、ボールの奪い合いだけではなく、仲間との連携を意識したプレーが見られました。

高学年の試合風景は、スイッチや、ラインアウトでのサイン等組織的なプレーにチャレンジし、そのプレーが綺麗に決まりコーチ・スタンドのご父兄等から大声援が沸き起こっておりました。

合同チーム作戦会議
合同チーム作戦会議

低学年1
低学年1

ボールを持って前に前にというオフェンス・攻撃の基本姿勢と、一方、そうはさせまいとディフェンス・防御の基本姿勢で果敢にタックルに入り前進を阻止する子供たちのひたむきなプレーが観られるたびに、スタンドのご父兄等からの大声援も益々ヒートアップし、グラウンドとスタンドが一体となり例年以上の盛り上がりをみせた交流会となりました。

大きな怪我人を出すことなく無事に交流会が終わり、子供たちはラグビーというスポーツを通して思い思いの交流を胸に秘め、それぞれが帰路に着きました。

全国で猛威を振るっている新型インフルエンザの影響を受け、大会直前に2つのスクールが出場を取り止めたことは残念でしたが、来年の交流会での再会を楽しみに、また、一年間頑張って成長してくれることを願って報告の終わりと致します。

◎参加スクール 山口県: 下関ラグビースクール、宇部・小野田ラグビースクール、山口ラグビースクール、大島少年ラグビースクール、岩国少年ラグビースクール
島根県: 江津ラグビースクール
広島県: 五日市ジュニアラグビースクール、安芸府中ブルーズーマーズ少年ラグビースクール、坂ジュニアラグビークラブ、広島少年ラグビースクール

低学年2
低学年2

中学年2
中学年2

高学年2
高学年2