公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長 岡村正、東京都港区)と国際協力機構(JICA)は、「JICA-JRFUスクラムプロジェクト」*1を推進しています。この度、「JICA-JRFUスクラムプロジェクト」の一環として青年海外協力隊ラグビー隊員がインドとスリランカで指導するチームが参加する国際親善試合を開催しますのでお知らせします。

 現在両国に派遣中のJICA青年海外協力隊ラグビー隊員は、2016年からインド及びスリランカにおいてラグビーフットボールの普及促進と、それを通じた両国の社会発展支援等を目的として活動をしております。

 今回実施されるイベントは、インドラグビーフットボール協会が主催するもので、インドとスリランカ両国選手の友好親善の促進を図るほか、両国におけるラグビーの強化・普及と青少年の健全育成に対する日本の姿勢を示すことも目的としています。

 JRFUはラグビーワールドカップ2019日本大会のためのレガシープログラム「Impact Beyond 2019」*2及びアジアラグビーの発展に向けた「アジアンスクラムプロジェクト」*3に取り組んでおり、これらの一環としてJICA-JRFUスクラムプロジェクトに取り組んでいます。

 

■イベントの概要

名   称:インド・スリランカ 青年海外協力隊(JOCV)ラグビーチーム・フレンドシップマッチ

開催時期:2018年6月16日(土)、17日(日)

開催場所:インド オディシャ州ブバネシュワル Kalinga Institute of Social Sciences(KISS)

主   催:インドラグビーフットボール協会(Indian Rugby Football Union=IRFU)

試合内容:男女セブンズ(インド男女各2チーム、スリランカ男女各1チーム参加)

併   催:

・ラグビークリニック(コーチ、選手に対する競技力強化のためのトレーニング手法及び安全確保に関する実演・講義)

・ラグビー隊員による活動報告

・ラグビー普及と普及を通じた青少年健全育成推進のための意見交換

・ラグビーワールドカップ2019日本大会と2020年東京オリンピック・パラリンピックに関する啓発活動

 

1.JICA-JRFUスクラムプロジェクトについて

  独立行政法人国際協力機構(JICA)と公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU)は、2013年に「JICA-JRFUスクラムプロジェクト」として連携を開始し、アジアを中心にラグビーを指導する青年海外協力隊員を派遣しています。

 

2.Impact Beyond 2019とは

 ワールドラグビー、アジアラグビー、日本ラグビーフットボール協会の三者のパートナーシップによる、アジア初開催となるラグビーワールドカップ2019日本大会のためのレガシープログラム。

https://www.rugby-japan.jp/2017/05/27/impact_beyond_2019/

 

 3.アジアンスクラムプロジェクトとは

 Engage, Asia ! 「ラグビースピリットを通して世界を奮い立たせろ!」をビジョンとし、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催国として、アジアラグビー発展のため日本ラグビーフットボール協会が2011年より取り組む活動。