IRB(インターナショナル・ラグビー・ボード)はラグビーワールドカップ2015・2019年大会開催招致の入札表明協会を発表しました。

2015年大会に

オーストラリア、イングランド、アイルランド、イタリア、日本、スコットランド、南アフリカ、ウェールズ2019年大会に

オーストラリア、アイルランド、イタリア、日本、ロシア、スコットランド、南アフリカ、ウェールズ各協会がそれぞれに正式に入札表明をした。入札表明協会は過去最多。
各協会には入札要綱を検討する期間が6週間与えられていた。この間、立候補を断念したのはジャマイカだけであった。
IRB会長のベルナール・ラパセ氏は、「これまでに無い、これだけ多くの名乗りがあがったのは、ラグビーワールドカップ大会(RWC)対する世界的な注目の表れである。また、世界的に確固たる地位と名声を築いた本大会を開催することによる莫大な経済効果を反映するものでもある。すでにRWCは世界の5大スポーツ大会の一つとしての確固たる地位を築いた」と、語った。
「IRBが2つの大会を同時に入札にかけるのはこれが初めてである。しかし、この方式により開催協会、ラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)、さらには大会のスポンサー企業に、長期の準備期間を約束することができる。また、世界規模で今後のラグビーに対する投資に対する取り組みが、本大会によって継続的に保証され、計画されることが確実なものとされる

IRBは両大会のホスト協会を、2015年大会より6年前、また2019年大会より10年前の2009年7月に発表する。このスケジュールは、このような世界的な大会に必要な準備作業を行う、その性質と規模を反映するものである」と、ラパセ会長は付け加えた。
入札表明をした9協会は、2009年5月8日までに大会開催概要(入札文書)をRWCLに提出し、2009年5月に開催されるIRB理事会にてプレゼンテーションを行う。2009年7月28日に開催されるIRB臨時理事会で2015年及び2019年のRWCのホスト協会が選定される。