財団法人日本ラグビーフットボール協会は2008年9月30日、2015年及び2019年ラグビーワールドカップ日本開催への正式入札をIRB(インターナショナルラグビーボード)に表明致しましたのでお知らせいたします。 IRBによると、2015年あるいは2019年のワールドカップ開催を希望する協会は、9月30日までに入札意思の表明をする必要があり、その後、2009年5月8日の「大会概要」提出日までに、「2015年単独」、「2019年単独」、あるいは「どちらかの年で」の開催を希望するなどの決定をすることができます。 当協会では、2015年のみならず、2019年招致の可能性も視野に入れ、このほど正式入札を表明しました。なお、2015年および2019年のワールドカップの開催地は、2009年7月28日のIRB理事会にて決定します。 ◎真下昇 副会長・専務理事のコメント 「日本ラグビーフットボール協会では、ラグビーのさらなる世界的な普及発展を進めるためにも、これまでラグビー伝統国でしか開催されてこなかったワールドカップを、アジアの国である日本で開催することが、ラグビー界に新たな可能性を引き出すことにつながると確信しています。 また、日本国内においても、ワールドカップの開催を通じて、全国規模でのラグビー競技の普及発展を図ることのみならず、『ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン』というチームワーク重視のラグビー精神や、対戦相手に敬意を表する『ノーサイドの精神』などを、わが国の一般社会に伝えていくことも大切であると考え、このほどワールドカップの日本開催を、IRBに正式入札をいたしました」 【今後の招致活動の予定】 ◆2009年 5月8日 入札文書提出締切 5月13日 IRB理事会でのプレゼンテーション(アイルランド・ダブリン) 5月~6月 ラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)による入札内容の検証 6月30日 RWCL入札による分析報告書の発表 7月28日 IRB理事会にてRWC2015、2019開催国が決定