11月2日
合宿最終日も、大会の2日目を想定し、練習試合を行います。
昨日出た課題を今日の試合で改善できるか、また、これまでやってきたチームの戦い方をどれだけ出せるかを実践できるチャンスです。
試合のサポートをしてくれたメンバーは、ヒット&ドライブ、連続タックルといった、きついコンタクトフィットネスをやり切りました。息が上がったときにも強い姿勢でプレイ出来るようになるために、きついですがこういった練習は必要です。
大変タフな合宿でしたが、ラグビーについてそれぞれが考え、それをチームで共有して話し合い、出した目標にチャレンジすることができた、非常に有意義な合宿となりました。
お弁当を食べながら、みんなで試合の映像をチェックして振り返り、今回の合宿は終了です。
11月1日
早朝、気持ちのいい朝日を浴びながら、ストレッチしで寝起きの体をアクティベートしていきます。
大事な局面のセットピースについて再確認をしたあとは、個人練習でそれぞれの課題とすることを集中的に行いました。
朝食後の午前練習では紅白戦を行い、チームの目指す戦い方を果敢にチャレンジする場面も見られました。
午後も練習試合を行いました。ワールドスクールセブンズを想定し、少し短いレストで2試合といったスケジュールで行いました。1試合目を振り返り良かった部分と改善する部分を話し合います。次の試合に向けてのリカバリーもアイスバスでしっかりと。
2試合目、みんなで出し合った課題にチャレンジする場面もみられました。
明日は練習試合の2日目です。
夜はプレイヤーズミーティングをし、今日の試合の振り返りをしました。そこで上がってきた課題を、明日の試合にどう繋げるかを考えました。
10月31日
早朝練習は、DFシステムの確認をゆっくりとした動きで行いました。
ラインアウトの練習では、DFの裏で飛ぶこと、動き出しの早さ、ジャンプスピードを意識しました。精度を上げられるよう繰り返しが必要です。
熊谷ラグビー場に場所を移して、ハードな午前練習が始まりました。明日の練習試合に向けて、一度体への負荷値を上げておきます。スピードトレーニングで蹴り出す力の反発でまっすぐ前へ足を運ぶことを意識しました。
ゲームの入りのキックオフ(ハイボールキャッチ)、サポートの意識や前の状況を見て攻めること、ブレイクダウンでのDFシステムといった、場面を切り取ったスキル練習を行いました。
次に、コンタクトフィットネスとラン系フィットネスをミックスしたかなり強度の高いメニューでしたが、力を出し切って終えられました。
上肢のトレーニングをジムで行い、午後に向けてしっかりと栄養補給と休息をとります。
午後はラインアウトとスクラムの細かい調整を時間をかけて行いました。
タフな1日で体は疲労困憊でしたが、みんないい顔をしています。
夜は河谷先生にニュージーランド遠征についての栄養学面からアプローチした講義をしていただきました。
初めての海外遠征となる選手が多く、諸々の注意事項をしっかりと確認していました。
明日の試合メンバーの発表も済み、あとはしっかりと睡眠をとって明日に備えます。
10月30日
目標にしてきたWorld School Sevens(ワールドスクールセブンズ)まであと1ヶ月。その、世界との戦いを見すえた合宿が始まりました。
まずは、スピードテスト、フィットネステスト、(筋力)マックス測定で今の自分の状況を把握します。
兼松ヘッドコーチからは、今合宿のターゲットについて話がありました。
これまで重点を置いてきたことをグラウンドで再確認し、あっという間に夕暮れどきとなりました。これで初日の練習は終わりです。
夜ご飯で明日に備えしっかり栄養補給をします。
夜の大事なチームミーティングです。アイスブレイク兼チームビルディングで緊張をほぐしたところで、ワールドスクールセブンズへ向けた戦い方について意思統一しました。