公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、11月7日~9日の「Oceania Rugby Sevens Championship 2019」に出場した男女SDS(セブンズ・デベロップメント・スコッド)の、試合後のヘッドコーチ、キャプテンのコメントを、以下の通りお知らせします。

男子SDS 岩渕 健輔 ヘッドコーチのコメント
「いつもチームへのご声援、ありがとうございます。今大会でも現地ならびにさまざまな形でのご声援が、チームにとって大きな力となりました。目標とした世界トップ2のニュージーランド、フィジーに勝つこと、の一つは達成し、メダルをかけた3位決定戦でも競り勝てました。しかし、大会6試合の中で、自分たちのパフォーマンスのベースとなるボールポゼッションが安定せず、規律に乱れが出たことは、大きな反省材料となりました。まだ続くフィジー合宿中に、すぐに修正していきます」

男子SDS 松井 千士 キャプテンのコメント
(※本村直樹キャプテンが負傷のため、ゲームキャプテンを松井選手が務めました。)
「Oceania sevensは3位で大会を終えました。現地での、そして日本からの多くの応援が自分たちの力になりました。ご声援ありがとうございました。この大会の目標として、『フィジー、ニュージーランドに勝つ』ことを意識して大会に臨みました。フィジーとはプール戦、準決勝と2試合し、どちらも完封負け。課題が残りましたが、通用する部分もありました。フィジーとはHSBCワールドシリーズのドバイセブンズ(12月5日~)でプールが一緒なので、リベンジできるように準備していきたいと思います。ニュージーランド戦は、リオ五輪以来の勝利を収める事ができました。接戦を制して、自分たちの自信や成長に繋がる試合だったと思います。オリンピックまであと8カ月。まだまだ課題はたくさんあります。これからもチームでレベルアップしていきます。引き続き応援宜しくお願いします」

女子SDS 稲田 仁 ヘッドコーチのコメント
「今大会では、サクラセブンズの目指すラグビー、HSBCワールドシリーズのアメリカ大会(10月5、6日)後に新たに取り組んできたことを発揮し勝利すること、を目標に戦いましたが、大会を通して成果と課題が改めて明確になりました。次大会に向けて課題を一つ一つ改善するために選手、スタッフ一丸となってハードワークしたいと思います。現地でサポート、応援頂いた皆さま、日本からご声援頂いた皆さま、本当にありがとうございました。引き続きサクラセブンズへのご声援宜しくお願いします」

女子SDS 大黒田 裕芽 キャプテンのコメント
「今大会が始まる前に、アタックでもディフェンスでも、まず自分たちから勝負を仕掛けるということに取り組んできましたが、相手に仕掛けられることが多く、その中での、スキルのミスや判断ミスを3日間の大会の中で修正することができませんでした。うまくいかない時もうまくいっている時と同じように、ミスが起こっても修正できるように、次に向けて強化していきたいと思います。現地で応援してくださった皆様、日本で応援してくださった皆様に、感謝いたします」