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2月のまだ寒い中開催された前回の第67回アカデミー。もう季節は秋へと移り変わっています。

前回の合宿からそれぞれの所属校やチームでの活動を中心としておりましたが、女子セブンズユースアカデミーもオンライン合宿で活動再開です。


今回は、9/22、9/27の2グループ制で開催いたしました。


選手、スタッフともに久々の再会となりました。顔を合わせての合宿は、嬉しさとほんの少しの緊張からスタートです!


はじめに、徳永育成ディレクターより、ユースアカデミーの活動の趣旨、ポリシーを改めてお話いただきました。

活動を通して選手へ期待していること、そして、ユースアカデミーのその先に目指している場所を、選手自身も改めて意識し日々のトレーニングに取り組んでいこうと、全員で確認しました。


続いては、兼松ヘッドコーチの「コミュニケーション」のセッションとなります。

①伝えあう、②理解し合う、③まとめるの3つの段階に分け、グループディスカッションや発表を行いました。

年齢や経験に関係なく、リスペクトの気持ちを持ち自分自身の考えや思いを伝えることからチーム作りが始まる、兼松ヘッドコーチの言葉1つ1つに思いが込められたセッションとなりました。


次は、知念SCコーチよるセッションです。

セブンズに必要な体力はなんだろう?知念コーチの質問からセッションは始まりました。

ユースの世代はベースが重要となります。正しいフォームや方法を意識し行うこと、良いトレーニングをするための準備やケアの重要性も学んだセッションとなりました。

海外選手との比較も各グループで発表したりと、なるほど!という新たな視点もあった時間となりました。


昼食の休憩をはさみ、午後は兼松ヘッドコーチ、野々村コーチによる、「Rugby」セッションからスタートです。

Rugbyのセッションは、映像を用いて、見て、気づき、考えて、学ぶという時間になりました。

ユースアカデミーで掲げている「7H」。最も大切にしている言葉です。

今回は「3H」のみの映像を見ましたが、1つ1つの動画を見る選手の表情も真剣そのものでした。

7Hについては、今後の合宿レポートにてご紹介します。


後半は野々村コーチの「スタッフになったつもりで分析しましょう!」の一言からスタートしました。

ゲームの流れや戦い方などに注目して映像を見ました。そのあとはグループ分かれてディスカッションです。

鋭い分析をしているグループもあり、とても気づきの多い時間となりました。


合宿最後のセッションは、兼松ヘッドコーチによるオリンピック教育です。

学ぶ、触れる、創る、伝えるという4つの視点から体現します。

今回は、初回となる「学ぶ」セッションです。


オリンピックシンボルに象徴されるオリンピックの意義や価値について設問形式で学びました。

絵をかいたり、全員で画面に向かって回答したりと、表情豊かなセッションとなりました。

身近に目にしていたことでも、実際の意味を知り改めて奥深さを体感しました。

次回のオリンピック教育「触れる」のセッションもとても待ち遠しいです。




第68回の女子ユースアカデミー合宿はオンラインでの開催となりましたが、選手全員が2日間に分かれて参加し、無事に終えることができました。

次回合宿までにそれぞれが少しでも成長して再会できるよう、今できることからチーム全員で取り組みたいと思います。