公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:森重隆、東京都港区)は、日本政府が推進する国際貢献事業「SPORT FOR TOMORROW(スポーツ・フォー・トゥモロー)」のイニシアティブのもと、アジア各国のユース世代とその年代を担う指導者、協会関係者をターゲットにしたサーキットトレーニング動画を公開いたしましたので、お知らせいたします。

 

日本ラグビーフットボール協会では2016年から、スポーツ・フォー・トゥモロー認定事業として、アジア各国向けのラグビーを通じた協力事業を継続して行っております。

 

今回は元日本代表キャプテンの菊谷崇氏の協力のもと、いまだに新型コロナウイルス感染症の多大な影響を受けているアジアのラグビーの仲間に向けて、安全にスポーツが出来る状態に体のコンディションを戻し体力をつけていくプログラムの提供を目的に、各自がトレーニングで活用できる12種類のサーキットトレーニング動画を制作し、オンライン上で公開いたしました。

 

 

SPORT FOR TOMORROW(スポーツ・フォー・トゥモロー)概要

SPORT FOR TOMORROWとは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会が開催される年までに、開発途上国を中心とした100カ国・1000万人以上を対象に日本国政府が官民連携で推進する、スポーツを通じた国際貢献事業です。

コロナ禍の2020年には、ラグビーにおいてはヨルダンと秋田県能代市をオンラインでつないだ普及活動を実施しました。

 

■サーキットトレーニングとは

異なる種類の運動を交互に連続して組み合わせた総合的な体力トレーニング方法。本プログラムにおいては、45秒のトレーニングを2種目続けて行い15秒休むという流れを4回繰り返すプログラムとしています

動画内ではそれぞれのトレーニング種目の注意点なども説明されており、初めての人でもどのようにトレーニングに取り組めば良いかがわかりやすいよう工夫されたプログラムとなっています。

 

■サーキットトレーニング動画リンク

サーキットトレーニング動画は、日本協会公式YouTubeチャンネル「Japan Rugby TV」で視聴いただけます。


JSC × JRFU "SPORT FOR TOMORROW"|自宅でできるサーキットトレーニング プレイリスト

URL:https://www.youtube.com/playlist?list=PLbfKYaz0oD0Z14AZpXsrxUPAsKj60xmt3

 


■菊谷崇氏(元日本代表キャプテン)コメント

「今回スポーツ・フォー・トゥモロー事業の一環として、12種類のサーキットトレーニングプログラムをアジアのラグビーの仲間に届けることができ、本当に嬉しく思います。この動画をアジアの仲間に広く使ってもらえることを願っております。そしてこういった取り組みを通じ、アジアの仲間とさらに交流を深めていけましたら幸いです。

 

 

私自身が運営に参画しているアカデミー(Bring Up)においても、ミャンマーの孤児院の子供たちをオンライントレーニングに招待するプログラムなどを実施しています。このような各種活動を通じて、コロナ禍の厳しい環境の中においても、アジアの子供達が前向きにトレーニングを続けられるよう引き続き支援していきたいと考えています」