公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、女子日本代表(サクラフィフティーン)および女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)の歴代キャップ保持者へのキャップ授与式を、8月27日(土)に東京・秩父宮ラグビー場にて開催する「太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022」日本代表対アイルランド代表の試合会場にて実施することを決定しましたので、お知らせいたします。

 女子日本代表キャップ授与については2017年に、男女セブンズ日本代表キャップ授与については2018年に、当協会の理事会にて授与する方針を決定したものです。男子日本代表と同じく、15人制はシニアカテゴリーの国際試合代表戦テストマッチに女子日本代表として出場した選手に対し1試合ごとに1キャップ、7人制は代表同士で戦う国際大会に女子セブンズ日本代表として出場した選手に対し1大会ごとに1キャップを、過去に遡り授与するものといたしました。授与対象試合は、女子日本代表は1991年の「第1回女子ラグビーワールドカップ」以降、女子セブンズ代表は1999年の「香港ウィメンズセブンズ1999」以降とし、今回の授与対象者は、女子日本代表が197名、女子セブンズ日本代表が112名となります。

当日は、授与対象者のうち114名を「太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022」日本代表対アイルランド代表の試合会場へご招待のうえ、試合前とハーフタイムにキャップを授与する予定です。

歴代の女子日本代表選手へ実際のキャップ(帽子)が授与されるのは今回初めてとなり、今後はチーム活動などにおいて初キャップ取得の際に随時授与される予定です。


女子日本代表および女子セブンズ日本代表キャップ授与式概要 

 ■実施日時:2022年8月27日(土)

 「太陽生命 JAPAN RUGBY CHALLENGE SERIES 2022」

日本代表対アイルランド代表 試合前17:40~及びハーフタイム

■会場:東京・秩父宮ラグビー場

■参考情報:

女子日本代表(サクラフィフティーン)キャップ保持者:197名

女子セブンズ日本代表(サクラセブンズ)キャップ保持者:112名

※保持者数は2022年8月17日時点となります。 

※うち70名は両代表のキャップを保持しています。

※授与対象者となるキャップ保持者のうち、現役選手ほかご都合の合わなかった方々を除いた114名を当日ご招待しています。

※キャップ保持者リストは日本ラグビーフットボール協会デジタルミュージアム内「キャッププレーヤー一覧」からご参照いただけます。

 https://trc-adeac.trc.co.jp/Html/Home/1310375100/topg/cap/cap.html

(「女子キャッププレーヤー一覧」「女子セブンズキャッププレーヤー一覧」を選択して検索)

※当日ハーフタイムにキャップ保持者代表として下記6名にピッチレベルでキャップを授与する予定です。

岸田則子氏、浅見敬子氏、渡辺志保子氏、鬼頭(赤井)希久子氏、外山智香子氏、虫壁(坪井)良子氏

 

「キャップ」とは?

国・地域の代表同士の試合(テストマッチ)に出場した選手について、その選手の代表戦出場試合数を、表彰の意味を込めキャップ数としてカウントする制度。日本ラグビーフットボール協会においては1982年に男子15人制日本代表のキャップ制度が導入され、1930年に行われたカナダ遠征(ブリティッシュコロンビア州代表戦)まで遡って対象試合が定められ、キャップが付与された。ラグビー発祥の地イングランドで、代表戦に出場した選手にキャップ(帽子)が与えられたことが起源とされており、伝統的に初キャップ獲得時に実際のキャップ(帽子)が授与され、その後は5試合ごとに一つ、キャップに縫い付けることができる星型のワッペンが贈られる。

以上