公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、男子セブンズ日本代表ナショナルチームディレクターに太田治(おおたおさむ)氏の就任を、また女子15人制日本代表・女子セブンズ日本代表ナショナルチームディレクターに宮﨑善幸(みやざきよしゆき)氏の就任を決定いたしましたので、お知らせいたします。なお、徳永剛(前男女セブンズ日本代表ナショナルチームディレクター)はセブンズストラテジーディレクターに、浅見敬子(前女子15人制日本代表ナショナルチームディレクター)は女子アカデミーディレクター兼パスウェイマネージャーに着任いたします。


 

太田治 男子セブンズ日本代表ナショナルチームディレクター プロフィール

■生年月日:1965年3月23日(57歳)

■出身地:秋田県

■出身校:明治大学

■現役時代の主なポジション:プロップ

【ラグビー競技歴】

秋田工業高校 ⇒ 明治大学

※日本代表27キャップ

※ラグビーワールドカップ2大会(1991、1995)出場
 【ラグビー指導歴】

2000-2005: NECラグビー部監督
 2005-2012: ラグビー日本代表ゼネラルマネージャー

(2006年~日本ラグビー協会出向)

RWC2007フランス大会、RWC2011NZ大会に出場
 2012-2013: 日本ラグビー協会 7人制日本代表チームディレクター
 2016-2019: 日本ラグビー協会 ジャパンラグビートップリーグ委員長

2019-2021: 日本ラグビー協会 ジャパンラグビートップリーグチェアマン

2019-2021:  一般社団法人ジャパンラグビートップリーグ 代表理事

(※2020年10月より22年開幕の新リーグ大会運営・普及育成部門 部門長 兼務)

2021-: 一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン 常務理事

2022-: 日本ラグビー協会 男子7人制ナショナルチームディレクター兼U20チームコーディネーター

■就任日:2022年11月30日

「セブンズ を取り巻く環境が進化していく中、これまでの経験と学びを融合させて、日本ラグビーの価値向上に貢献していきたいと思います。まずはパリ五輪メダル獲得に向けて、リーグワンの各チームをはじめ様々なステークホルダーの皆様と連携を強化し、サイモンジャパンの強化環境整備に全力を尽くして参ります」


◎宮﨑善幸 女子15人制日本代表・女子セブンズ日本代表ナショナルチームディレクター プロフィール

■生年月日:1974年6月30日(48歳)

■出身地:埼玉県

■出身校:国際武道大学大学院

■現役時代の主なポジション:フランカー、No8

【ラグビー競技歴】

行田工業高等学校(現 進修館高等学校)⇒ 国際武道大学

【ラグビー指導歴】

2011-2016: 女子セブンズ/女子日本代表S&Cコーチ

2017-2018: 女子セブンズ日本代表S&Cコーディネーター

2019-2022: 女子日本代表パフォーマンスディレクター

■就任日:2022年11月30日

「日本女子ラグビーの普及・育成・強化をより発展させていくためには、セブンズと15人制の女子日本代表が連携していくことが必須であると考えます。お互いのリソースを共有し、世界で勝つ日本代表になるために、ステークホルダーの皆様と一緒に強化していく所存です。世界で活躍できるプレーヤーやコーチを育成していくパスウェイを構築し、オリンピックやワールドカップで世界一を獲得する土台づくりをしていきます。そして今以上に日本中から愛され、応援される日本代表になれるように精進していきます」


◎中山光行 (公財)日本ラグビーフットボール協会 事業遂行責任者(CRO ラグビー担当)コメント

「男子セブンズ日本代表ナショナルチームディレクターに太田治氏が就任し、チーム運営責任者として、強化方針の策定やチーム編成などの職務にあたり、サイモン・エイモーヘッドコーチとの両輪で、強化を加速させていきます。前任者の徳永剛氏は新たにセブンズストラテジーディレクターに就任し、オリンピックサイクルにおける戦略プラン策定や在り方などを検討していく職務に就きます。女子セブンズ日本代表・女子15人制日本代表ナショナルチームディレクターには宮﨑善幸氏が就任します。ワールドラグビーにより15人制においては来年より新しい国際大会が創設されることが決まっており、今後はセブンズと15人制のさらなる連携が求められる中、両カテゴリーを跨いだ形でのナショナルチームディレクターとなります。前任者の浅見敬子氏は新たにアカデミーディレクター兼パスウェイマネージャーに就任し、選手発掘、育成手法の開発、プログラム管理などを担っていただきます」


以上