公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(以下JRFU、会長:土田雅人、東京都港区)は、3月15日に行われたJRFU理事会において、当協会の倫理及び処分規程に基づきJRFU規律委員会からの以下の答申を審議し、処分内容を決定いたしましたので、お知らせいたします。


■事案の概要:所属する選手及び役員をして、遵守事項違反を行うことのないよう適切に監督しなかったこと(倫理及び処分規程 3 条 3 項)

■懲罰の種類:けん責

■処分の決定日:2023年3月15日


日本ラグビーフットボール協会 岩渕健輔 専務理事 コメント 

「昨日行われた当協会の理事会にて、日野レッドドルフィンズへの処分に関する処分審査パネルからの答申を審議し、けん責処分とすることを決定いたしました。当協会では本件に対する処分検討に際し、日野自動車株式会社とも協力のうえ、中立的な第三者によって、当事者に対するヒアリングを含めた事実調査を行いました。結果、ラグビー界が大切にしている価値観であるインテグリティを毀損する行為・品位に欠ける行為を認めましたが、一部報道内容と認識された事実の間には異なる点も確認いたしました。いずれにせよ、リーグ及び協会への報告の遅延を含め、チームが取った一連の対応は、当協会の『倫理及び処分規程』に準じ処分を受けるに値するものであり、本件がラグビー界・スポーツ界の信頼へ与えた影響と責任を重く受け止め、当該チームに対してはその指導管理体制に猛省を促すものといたします。今後の再発防止につきましては、リーグワンと一体となって指導徹底に努め、コンプラインス遵守とインテグリティ追求にラグビー界全体で取り組んでまいります」


以上