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5月29日

最終日は、朝から小雨で湿度も高く、梅雨のはじまりを感じる気候の中、合宿のまとめとして5分×4本のゲームを行いました。昨日学んだことをウォーミングアップの中で一つ一つ再確認し、ゲームに入りました。それぞれが自分の強みで勝負し、仲間をサポートし、最後まで勝負にこだわる姿勢がみえました。その結果、ボールの継続時間が長くなり、7分にまで及ぶゲームもありました。とても短い合宿期間でしたが、一人一人が大切なことを習得したことを実践した素晴らしいゲームでした。


クロージングでは、改めて今合宿のターゲットを振り返り、アカデミーで大切にしている「7H」を再確認しました。これから選手たちが所属先に戻り、この合宿で学んだことを継続的に実践し、どのように成長していくかが楽しみです。最後に5月生まれの2人(橋本 佳乃選手、森 瑞葵選手)への「ハッピーバースデー!」で、この合宿を締めくくりました。


合宿開催にあたり、ご協力頂きました所属先、保護者並びに関係者のみなさまの多大なご協力に改めて感謝申し上げます。


5月28日

2日目はラグビースキルにフォーカスし、今合宿のターゲットでもある自分のボールキャリアの強みを見つけていきます。午前中は1v1や2v1、3v3、ハイボールキャッチ、ホールドゲームなど様々なメニューを行いました。各メニューでコーチからポイントの説明があり、理解し、チャレンジし、失敗もしながら、どんどん気付きを増やしていきます。


午後もFUN GAMEからスタートです。スタッフも一緒に全力で競います!パス練習を行い、コンタクトレディの後、明日のゲームも想定しながら、タックルやブレイクダウン、2v2、3v3を行いました。最後に、明日のゲームのチームに分かれてセットプレーの確認をしました。


ペアストレッチ後に夕食をとり、今夜は松岡トレーナーより「脳振盪」のレクチャーを行っていただきました。ラグビーにおける脳振盪が発生しやすいシチュエーションや脳振盪の症状、段階的な競技復帰等について分かりやすく説明していただきました。その後、脳振盪を適切に評価する方法である「SCAT5」のテスト項目の1つであるバランステストを体験しました。

最後に、水分補給の重要性についても再確認しました。これから梅雨入りし、夏を控えています。今日学んだことを実践し、熱中症に気をつけながら活動していきます。


明日、最終日はゲームを行います。それぞれの強みを生かしたプレーを期待しています!


5月27日

第85回女子セブンズユースアカデミーが熊谷ではじまりました。

初招集の選手が半数と多く、緊張した静かな雰囲気からのスタートとなりましたが、今後のアカデミー合宿だけでなく、太陽生命チャレンジチームへの招集の可能性も秘めた合宿となります。


昼食後のキックオフミーティングでは、この緊張した雰囲気をほぐすアイスブレーキングからはじまり、選手とスタッフの自己紹介、兼松HCより、女子セブンズユースアカデミーの目的や今合宿のターゲットの確認し、フィールドへ移動しました。


フィールドでは、スピードとブロンコの測定を行いました。2月の別府合宿参加選手は、全員記録を更新でき、それぞれの所属先でアカデミーでの気づきや学んだことを実践できていました。


その後は、FUN GAMEを行い、コミュニケーションをとりながら、お互いの顔や名前を憶えていきます。ペアストレッチを行う頃には会話も増え、アカデミーの雰囲気にも慣れてきたようです。


夕食の後は、管理栄養士の河谷さんより、試合時の食事についてレクチャーをしていただきました。体重を減らさないための意識づけや、試合前の食事、野菜をとるメリットなど、熱心にメモをとっている姿が印象的でした。


アカデミーのプログラムを通して、ラグビー(オンザフィールド)だけでなく、オフザフィールドでも様々なことに気づき、チャレンジし、習得してほしいと思います。