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3月18日、19日

トレーニング最終日は、現地のTabadamu Rugbyチームと練習試合(前半7分、後半7分)を午前と午後で1試合ずつ行いました。



午前中の試合は序盤に相手の先制トライを許すなど、チームとしてやりたいことがうまくできない時間帯もありましたが、短い時間でやるべきことをお互いに明確にして少しずつ自分たちのラグビーの流れに持っていくことができました。また、フィジー遠征中の課題だったプレー中のコミュニケーションも格段と上がり、アタックを継続してトライに繋げるなど良いプレーも多く見られました。


午後の試合でも集中力を継続して連続トライをとるなど、チームの勢いそのままに勝ち切ることができました。今遠征中の試合で悔しい敗戦や引き分けが続き、なかなか結果が出ずにもどかしい時間もありましたが、最後のゲームで勝ちきれたことはチームとして大きく成長できた結果でもあります。試合終了後は、本日の対戦相手であるTabadamu Rugbyチームの皆さんと集合写真を撮り交流を図りました。



夜のミーティングでは選手、スタッフそれぞれからこのフィジー遠征で感じたことやこの経験を踏まえて次の目標などを共有し合い、終了です。



チームは翌19日に日本へ帰国しました。

遠征の実施にあたり、多大なるご理解とご協力いただきました所属先やご家族の皆さまに感謝申し上げます。 

ありがとうございました。


3月17日

今日はオフ日です。日中は選手それぞれがリフレッシュの時間を取る1日となりました。

この日の夕食時にはフィジー遠征中に誕生日を迎えた坂本琥珀選手(3月15日生まれ)をケーキとバースデーソングでお祝いし、和やかな時間を過ごしました。



最後は明日予定している練習試合に向けて、「Fiji Bitter Tabadamu 7s」での試合をチーム全員で振り返りました。



明日はフィジー遠征での最後の練習試合(2試合)を予定しています。


3月16日

朝食後、プールリカバリーをして試合の疲労を抜きつつ体を起こしていきます。



ランチ前のチームミーティングでは昨日の試合で選手それぞれがどう感じたのかを話し、次のゲームでさらに良くなるための改善点をお互いで共有しました。



ランチを食べて会場へ移動し、ウォームアップ開始。



本日は「Fiji Bitter Tabadamu 7s」の試合会場で現地のクラブチームであるUluinakau Rugbyとのトレーニングマッチを昨日と同じ試合形式(10分1本)で2試合実施しました。



【トレーニングマッチ①】

Japan Sevens Academy 7-7 Uluinakau Rugby

(トライ:桃田 涼平)

 

継続したアタックシーンが多く見られ、タックルを受けてもサポートの選手がどんどん走ってボールを繋げていき、とても良い流れでトライをとることが出来ました。その後もお互いに譲らない展開が続き、引き分けで1試合目を終えました。

 

切り替えて2試合目。

直前のチームミーティングでは試合を重ねるごとに自分たちのやりたいラグビーができていること、やることを明確にして最後まで出し切るということを全員で改めて確認しました。

ウォームアップの時間になると午前中からの雨もかなり強くなってきていましたが、短時間で集中して準備をしていきます。

試合前の円陣では、「残り1試合、全員でセブンズを楽しみましょう」という言葉が選手から述べられフィールドに向かいました。

 

【トレーニングマッチ②】

Japan Sevens Academy 12-12 Uluinakau Rugby

(トライ:上嶋 友也、谷山 隼大)

 

視界不良になるほど土砂降りの中での試合でしたが、コミュニケーションを絶やさず全員で繋がり、落ち着いた試合運びができました。相手の果敢な攻撃を連続タックルで仕留めるなどハードワークし続け、後半は日本の粘り強いディフェンスに相手が耐えられずペナルティーをしてしまう場面が多く、それをトライに繋げることができました。2試合目もタフな試合展開となり、またしても引き分けで終了です。


 

試合を終えてスタンドに一礼すると、スタンドからは大きな歓声と拍手をいただきました。この2日間、日本が試合をするたびに現地の方々のジャパンコールが鳴り止まず、トライを決めた時はスタジアム全体が盛り上がり、改めて日本チームが歓迎されていることを実感しました。選手たちはその声援を力に変えて最後までセブンズを楽しむことができました。



試合終了後は今日の対戦相手であるUluinakau Rugbyチームの皆さんと写真をとり、お互いの健闘を讃えます。


 

ホテルに戻ってリカバリー、夕食をとり本日は終了です。

明日は1日オフとなります。


3月15日

Fiji Bitter Tabadamu 7s」の大会当日となりました。


朝食後、ホテルを出発し会場入りです。ロッカー到着後は会場の雰囲気や他チームのゲームを見ながら、試合に向けて気持ちを高めていきます。

まずは初戦に向けてモビリティーで体をほぐした後、チームアップ開始です。チームとしてやるべきことを確認しながら息を上げていきます。



今大会では通常の7人制の試合時間(前半7分、後半7分)とは異なるフォーマットとなっており、予選プールは10分1本の試合形式となります。


 

【プールG 第1戦】

Japan Sevens Academy 10-14 Nakavu Rugby

(トライ:須田 龍之介、 荻田 直弥)

 

日本が先制トライを取り、良い試合の入りができましたが、相手もすぐにトライを取り返すなど一進一退の攻防が続きます。日本はアタックでのパスミスなどが続いてトライを重ねることができず、惜しくも敗戦となりました。

試合後のミーティングでは自分たちがやりたいアタックはできていること、次戦はマイボールを継続し攻撃の機会を増やそう、ということをチームで話し2試合目に向かいます。

 

【プールG 第2戦】

Japan Sevens Academy 5-7 Nasonini Babas

(トライ:須田 龍之介)

 

1試合目の反省を生かして、チャンスボールへの反応など1つ1つのリアクションが上がり、素早い展開からトライをとることが出来ました。ただ、なかなか相手のボールが奪えずディフェンスで我慢の時間が続き、2点差での敗戦となりました。

最終戦に向けて、お互いで早めにコミュニケーションをとりながらトライに繋げること、チームで自信を持ってアタックをしよう、ということを改めて確認しました。

 

【プールG 第3戦】

Japan Sevens Academy 14-14 Togova Babas

(トライ:桃田 涼平、上嶋 友也)

 

自信を持ったアタックで果敢にチャレンジし、試合時間は15分まで伸びるタフな展開となりました。終盤なかなかトライが取れず苦しい時間帯もありましたが、ゴール前での素早いリアクションと粘りで同点に追いつき試合終了です。


 

日本は2敗1分けとなり予選プール敗退となりましたが、フィジー特有の暑さと湿気、その中でベストパフォーマンスを出すために必要な準備やマインドセットなど、ラグビー以外のところでも世界と戦う上で重要な学びを得る1日となりました。

※フィジー遠征について、詳しくはこちら


明日も現地チームとのトレーニングマッチを行います。


3月14日

朝食後、雨季で湿度が高い中、暑熱対策も意識しながらしっかりと1時間のフィールド練習を行いました。


 

昼食後は明日からの大会に向けてコンタクトを中心としたトレーニングを行いました。

フィールドでは日本チームの練習に関心を持った現地の方々の見学があり、声援をいただきました。


午後には在フィジー日本大使館へ表敬訪問の機会をいただきました。

道井緑一郎大使から様々な質問などを通して選手たちとの交流を図っていただき、温かく受け入れていただきました。

大変有意義な時間をありがとうございました。



夕食後のチームミーティングでは明日からの「Fiji Bitter Tabadamu 7s」に向けて、本大会独特のルールがある中、いかにそのルールに対して自分たち自身のプレーを行うことができるか、また、フィジカルが強いフィジーチームに対してどのような動きを行うべきかを皆で確認し合いました。



その後、下川兼典コーチから選手たちへジャージープレゼンテーションを行い本日は終了です。

明日からはいよいよ大会がスタートします。



たくさんの応援のほど、よろしくお願いします。


3月13日

成田空港からフィジー・ナンディ空港、さらに小型機でナウソリ空港からバス移動の長旅を経て、ようやくスバにある宿泊場所に到着しました。



到着後は休む暇もなくホテル近くのフィールドで練習を行いました。この日のスバはあまり良い天気ではありませんが、湿度もかなり高い中、無理をしない形で約45分間十分に体をほぐし、パス練習や各フォーメーションの動きの確認を行いました。



その後はホテルでの夕食です。お肉や魚、スープ、サラダ、フルーツなどのメニューがビュッフェ形式でならんでいました。



最後はフィジーという国について、選手がどのような事前情報を得て渡航してきたのか、それぞれの発表の時間を持って本日は終了です。



明日は大会に向けて2回のフィールド練習、また日本大使館への表敬訪問を予定しています。


3月12日

男子セブンズシニアアカデミーとして選出された13名が、フィジーで開催されます「Fiji Bitter Tabadamu 7s」のMens枠として出場するため、海外渡航や海外での試合出場が初めての選手も多くいる中、本日成田空港から夜便でフィジーに向け出発しました。