関東代表 55-19 九州代表   関東代表 55-19 九州代表   関東代表 55-19 九州代表
関東代表 55-19 九州代表(3月15日、 at江戸川区陸上競技場)

ATQチャレンジシリーズ「三地域対抗試合」の最終戦「関東代表 vs 九州代表」は晴天の東京・江戸川区陸上競技場で開催されました。

本大会は、将来の日本代表を目指す若手選手の「強化」により一層繋げること並びに、2011年ラグビーワールドカップで決勝トーナメント進出を目指し、若手強化を図る「ATQプロジェクト」との連携を図ることを目的に、現役大学生を含めた若手有望選手を中心に選手選考され、将来の日本代表に繋がる「ATQスコッド」のセレクションの一環をかねて行われています。

  関東代表 55-19 九州代表

ここまでの試合は第一戦「九州代表 12 - 109 関西代表」(宮崎)、第二戦「関西代表 38 - 46 関東代表」(大阪)となり各会場でも強化合宿が行われました。

今回も両代表チームは3月12日に東京・辰巳の森に集合しATQスタッフ及び日本代表ヘッドコーチ、ジョン・カーワン(JK)氏によるミーティングなと強化合宿が3月14日まで行われ成果が期待されます。

試合は、ジョン・カーワンヘッドコーチを含む日本代表スタッフ、ATQスタッフが見守るなかで、関東代表のキックオフで開始いたしました。開始早々の前半6分に関東代表は相手チームのペナルティよりチャンスを掴み九州陣ゴール前5m付近ラインアウトよりモール-ラックと攻め込みLO鈴木選手(セコム)が先制トライ、17分にも同様の展開でLO鈴木選手(セコム)が連続トライ、24分には九州陣ゴール前20m付近でのスクラムより右オープンに出たボールをSO今森選手(東京ガス)からCTBテビタ選手(山梨学院大)へと繋ぎディフェンスの穴を突いてトライ(ゴール成功/17-0)と関東代表ペースで試合が進んだ。

九州代表は相手ディフェンスの固い守りを突破できず、風上を利用してキックで関東陣に攻め込むもののラインアウトなどセットプレーが安定せず九州陣内での試合が続き、前半31分に関東陣22m付近ラインアウトよりチャンスを掴みWTB菅選手(福岡サニックス)がトライ(ゴール成功/17-7)すれど、前半終了間際の41分には関東代表がセンター付近でのスクラムよりサイドを突く連続攻撃を仕掛けPR小松選手(セコム)→LO鈴木選手(セコム)→FL太田選手(クボタ)と繋ぎ、相手ディフェンスを振り切りトライし"22-17"と関東代表ペースで前半を折り返した。

後半6分、関東代表は九州陣ゴール前10m付近スクラムよりモールを押し込み、後半より入替したFLホラニ選手(クボタ)が相手ディフェンスを掻い潜りトライ(ゴール成功/29-7)。その後両チーム各1トライを追加後の後半29分、九州代表は関東陣10m付近スクラムより出たボールをワイドに攻撃しラックではサイドを突く連続攻撃を仕掛けて出たボールをCTB金川選手(福岡サニックス)からWTB菅選手(福岡サニックス)に繋ぎトライ(ゴール成功/34-19)した。その後、関東代表は3トライを奪い結果"55-19"と関東代表が勝利した。(佐藤克則)

関東代表 55-19 九州代表
白ジャージ:関東代表、黒ジャージ:九州代表

関東代表 55-19 九州代表

関東代表 55-19 九州代表

関東代表 55-19 九州代表

関東代表 55-19 九州代表

関東代表 55-19 九州代表