(2024年11月27日)
第4回U19フレンドリーエリアマッチin沖縄 実施レポート
秋晴れの下、第4回フレンドリーエリアマッチ in 沖縄が沖縄県読谷村陸上競技場で開催されました。
午前中のクリニックでは、3名の元日本代表選手を講師として招き、コンタクト・ハンドリング・ディシジョンメイキングの3つのセクションに分かれて指導が行われました。
参加者は、時間ごとに次のセクションへ移動する形式で、すべての講師から指導を受ける機会を得ました。
各セクション終了後には、最初に編成されたグループごとに振り返りを行い、中高生がそれぞれ学んだことをアウトプットすることで、参加者同士が交流を深める姿が見られました。
クリニック終了後には写真撮影が行われ、その後は地元沖縄の特製弁当をみんなで一緒に楽しむお弁当タイムが設けられました。
昼食後にはファンクションが行われ、講師によるトークショーと質問タイムが実施されました。トークショーでは、講師たちが沖縄での思い出を語り、中高生の参加者だけでなく、保護者や指導者たちも楽しいひとときを過ごしました。
質問タイムでは、「これまでで一番大きな怪我は何ですか?」「食事で気を付けていたことは?」「対戦した中で最も印象に残っている選手は?」など、さまざまな質問が飛び交いましたが、どの質問にも講師たちは優しく、ユーモアを交えながら積極的に答えてくれました。
その後に行われた交流戦では、女子と中学1年生の試合でT1ラグビーが実施され、講師たちも一緒にプレーしました。
試合中、講師の築城さんが「エンジョイ!」と声をかけると、全員が「エンジョイ!」と返し、明るく活気に満ちた雰囲気の中でT1ラグビーを楽しむことができました。
続く中学生や高校生それぞれの交流戦では、講師3名が実況と解説を担当し、観客席の保護者や観客の皆さん全員が一体となって応援を楽しむ場面が見られました。時折、観客席の保護者からも「エンジョイ!」の掛け声が聞こえ、参加者だけでなく観客も一体感を感じられる、心温まる交流戦となりました。
閉会式では、講師陣によって選ばれたMIP (Most Impression Player) の表彰が行われました。1日を通して印象的な活躍を見せた選手たちが選出され、クリニック中に積極的な声かけで周囲を鼓舞した選手や、勇気を持って講師に質問をした選手、クリニックで学んだことを積極的に体現しようと努力していた選手がそれぞれ表彰されました。
講師からは次のような激励のメッセージが送られました。
「MIPは選ばせていただきましたが、今日参加してくれた全員が印象に残る素晴らしいプレーや姿勢を見せてくれました。今日学んだことをこれからも継続し、さらに力を高めて、沖縄県のラグビーを盛り上げていってほしいと思います。」
このイベントが参加した選手たちだけでなく、保護者や関係者の皆様にとっても有意義な時間となったことを願っています。
(2024年11月11日)
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、11月23日(土・祝)に「第4回 U19フレンドリーエリアマッチ in 沖縄」を開催いたしますのでお知らせいたします。本イベントは、地元の高校生ラグビー競技者が、試合やクリニックを通じてラグビーへの興味関心をさらに高めることを目的としています。
特に部員数の少ないチームの競技者には、他のチームと一緒に技術を磨き、仲間と接することの楽しさや成長を感じることのできる機会を提供します。また、中学生も参加できるプログラムを用意し、中高生が交流することでラグビーを続けやすい環境づくりを目指しています。
さらに、選手、講師、保護者による懇親会(ファンクション)を実施し、選手を応援するだけでなく、保護者、関係者も一体となり、ラグビーを通じて交流できる場を提供します。
交流戦概要
- 名称: 第4回 U19フレンドリーエリアマッチ in 沖縄
- 主催: (公財)日本ラグビーフットボール協会
- 主管: 沖縄県ラグビーフットボール協会
- 協力: 全国高等学校体育連盟ラグビー専門部
- 期日: 2024年11月23日(土・祝) 9:00~17:00
- 会場: 読谷村陸上競技場(沖縄県中頭郡読谷村字座喜味2079番地1)
- 参加予定チーム: 読谷高等学校、北山高等学校、名護商工高等学校、宜野座高等学校、美里工業高等学校、西原高等学校、首里東高等学校、首里高等学校、沖縄カトリック中学高等学校、ザイオンインターナショナルスクール、琉球アイランドガールズラグビーフットボールクラブ、那覇ラグビースクール、読谷中学校、コザクラブ、デイゴラグビースクール
- 参加資格:
1.2007年(平成19年)4月2日 ~2011年(平成23年)4月1日までに生まれた者
2.ラグビーファミリーへ登録している者
3.スポーツ安全協会(令和6年度分)等の保険に加入していること ※日本協会でも別途加入 - 交流内容:
1.ラグビークリニック
講師:鈴木貴士(元セブンズ日本代表、元女子セブンズ日本代表ヘッドコーチ、男女7人制コーチングディレクター)
築城昌拓(元セブンズ日本代表)
今村雄太(元日本代表、元セブンズ日本代表)
2.ファンクション(交流ランチ・トークセッション等を予定)
3. 交流戦
- 参考記事: 第2回 U19フレンドリーエリアマッチセブンズ in 福岡レポート https://www.rugby-japan.jp/news/52307