4月6日(日)、横浜市のY.C.&A.C.(横浜カントリー&アスレチッククラブ)で「第50回 Y.C.&A.C. JAPAN SEVENS」が開催されます。

YC&ACジャパンセブンズは、セブンズの醍醐味をラグビーファンのみならず、家族や子供も楽しめる大会として49回ものあいだ開催されてまいりました。今年もエンターテインメント性の高いイベントなど工夫を凝らし、ご来場される皆さまが楽しみながらラグビーを観戦していただけるよう、よりいっそう大会を盛り上げていく所存です。ぜひご来場ください。組合せはこちらをご覧ください。


YC&AC とは?

前年の大会の様子。早稲田大対タマリバ
前年の大会の様子。早稲田大対タマリバ戦


歴史:

1868年に英国人貿易商により組織される。当初は横浜クリケットクラブ(YCC)として創立されるがその後横浜フットボールクラブ(YFBC)、横浜アマチュアアスレチッククラブ(YAAA)、横浜ベースボールクラブ(YBBC)またなどと統合し、現在の横浜カントリーアスレティッククラブ(YC&AC)となる。また創立時は横浜外国人居留関内地区にあったが区画整理事業などにより現在の所在地(横浜市中区矢口台)に移転、活動を続ける。日本における西洋の近代スポーツの紹介、啓発に貢献。日本国内での近代スポーツ普及に大きな影響を与えたクラブとして認知されており、また国際交流もスポーツのみならず文化面での交流が盛んに行われてきている。


組織:

会員制クラブで現在約1200名の会員が在籍、国籍は約38カ国で、男女比は5.5:4.5となる。

1859年 横浜が開港まもなくイギリス人貿易商人J H Morrisonがクリケットを興じる施設を設置するため横浜市関内地区一角に土地を借りる。
1868年
(明治元年)
横浜クリケットクラブ (YCC)の創立。クラブハウスを建て活動をはじめる。
1870年 神戸外国人居留地にある神戸レガッタ&アスレチック クラブ(KR&AC)とのスポーツ交流定期戦がこの年より始まる。この定期戦は今でも続く。
1884年 YCCおよび横浜アマチュア アスレチック クラブ(YAAC)、横浜ベースボール クラブ(YBBC)、横浜フットボール クラブ(YFBC)が合併、横浜クリケット アンド アスレチッククラブが創立。日本国内における近代スポーツ全般の活動および普及が始まった時期。
1912年
(大正元年)
活動拠点の移転。横浜市関内から現在の矢口台に移転。当時あったユニオンクラブと統合し、クラブ名称を横浜カントリー&アスレチック クラブに変更。また1912年には社団法人団体としての認可を日本国政府より授かる。(YC&AC-現在名称)
1914年には新たにクラブハウスが建てられ、現在のクラブハウスの基盤ができる。
1923年 関東大震災によりクラブハウスが罹災。すぐにクラブハウスは再建されその後第2次世界大戦前まで国際、文化、スポーツ交流を柱に活動する。大正、昭和初期が一番クラブの活動が盛んな時期で、このときに交流した全国の中学、師範学校、大学などとの交流戦はいまだに語り継がれる一番のイベントであった。現在も筑波大学(当時の東京高等師範学校)とのサッカー交流戦が開催されており、2004年には100年目の交流試合がYC&ACで行われた。
1945年~現在 第2次世界大戦終了とともに外国人が横浜に戻り、活動を本格的に再開する。以後、現在にいたる。主な活動は戦前、戦後通じてあまり変わりないが、昨今ではさらに地域活動に重点をおき、地域密着型総合スポーツクラブの模範クラブとしてクラブの歴史、活動を通じて生涯スポーツの推進・啓発を計っている。

YC&ACジャパンセブンスの歴代覇者

1959 八幡製鉄 1985 東京三洋電機
1960 日野ディーゼル 1986 トヨタ自工
1961 八幡製鉄 1987 トヨタ自工
1962 八幡製鉄 1988 三洋電機
1963 日野ディーゼル 1989 東芝府中
1964 八幡製鉄 1990 東芝府中
1965 八幡製鉄 1991 リコー
1966 八幡製鉄 1992 東芝府中
1967 八幡製鉄 1993 東芝府中
1968 八幡製鉄 1994 東芝府中
1969 八幡製鉄 1995 リコー
1970 日本製鉄(旧八幡製鉄) 1996 伊勢丹
1971 リコー 1997 ニコニコ堂
1972 日本製鉄 1998 クボタ
1973 日本製鉄 1999 トヨタ自工
1974 東京三洋電機 2000 伊勢丹
1975 アコーンクラブ 2001 サニックス
1976 明治大学 2002 トヨタ自工
1977 東京都警察 2003 サニックス
1978 全日本 2004 サニックス
1979 新日鉄釜石 2005 日本IBM
1980 日本体育大学 2006 三菱重工相模原
1981 早稲田大学 2007 関東学院大学
1982 明治大学
1983 早稲田大学
1984 サントリー