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1月27日
25日から実施しているセレクションキャンプは、最終日のスタートを迎えました。
トレーニング会場への出発前には、宿泊していた青少年研修センターの職員の方から退所式をしていただき、選手を代表し、西野誠一朗選手(桐蔭学園高校)からお礼の言葉を伝えさせていただきました。
この場をお借りして、食事面からミーティング会場やお風呂など素晴らしい環境で迎えて下さり、感謝申し上げます。
グラウンド到着後は、本日もジムセッションとグラウンドでのユニットからスタートとなります。FWは、スクラムとラインアウト、BKは、麻田スポットコーチによるSHのセッションとポジション毎に分かれてスキル練習です。
北川、伊達コーチからは、最後のグラウンドセッションに向けてのプレゼンです。
グラウンドに出て、ATにフォーカスして、選手たち全員がコミュニケーションをとり、熱量の高い練習を実施することが出来ました。
閉講式ではまず高橋統括アドバイザーからお話がありました。
「無事に合宿を終えることが出来、選手、スタッフ皆さんの頑張りに敬意を表したいと思います。選出メンバーはヨーロッパに遠征し、プロ選手と戦います。アウェイでの戦いを理解してマインドセットをして集まることと、他の選手達はバックアップという自覚と新たなステージで努力を続けて日本代表を目指して活躍してほしい」とお話しがありました。
次に、このキャンプで素晴らしい施設を提供してくださった関東学院大学ラグビー部の北村コーチから、「この経験を今後の人生の糧として、良い思い出として下さい。皆さんのプレーを見ていて、勇気と感動、元気をたくさんもらいました」と言葉をもらい、選手代表として本山佳龍選手(長崎南山高校)からお礼を伝えさせていただきました。
最後に、桑原監督より「皆さんの努力と取組みのおかげで、充実したキャンプとなりました。今後、参加した選手の皆さんはラグビーの歩みを止めず、成長し続けていきましょう。選出されたメンバーは高校日本代表という誇りと自覚の重みを理解し、50期のスタイル巧速を表現できるようにしていきましょう」とコメントがありました。
ヨーロッパでの遠征に向けて実施された、第6回TIDユースキャンプ(高校日本代表候補キャンプ)は大きな怪我人もなく、大成功に終わることができました。改めて施設をご提供いただきました関東学院大学ラグビー部様をはじめ、多くの関係の皆様のご尽力ご協力のもと、この合宿を開催できたことに心から感謝いたします。
そして、この合宿に参加した選手たち(46名)にとっても、今後のラグビー人生への大きな糧となり、充実した3日間になったことと思います。このセレクション合宿を経て、選抜される選手達には、これから続く強化合宿、海外遠征に向けて、今後も継続して努力をしてほしいと思います。
1月26日
セレクション合宿2日目。
朝食後に、関東学院にバスで向かい、チームごとに分かれてジムとグラウンドでのウォークスルーのセッションからスタートしました。練習前のミーティングでは、北川コーチと伊達コーチからDFとATのプレゼンをしてもらい、インプットしてからグラウンドに出ます。
グラウンドへ出て練習開始です。
スピード、DF、AT、ユニットのメニューを通して、午後のセレクションマッチに備えます。
お昼の休憩を挟み、午後のセレクションマッチです。
日本代表と同じ桜のマークが入ったジャージーを着てのゲームということで、移動のバスから緊張と高揚感に包まれていました。
全体でアップを開始し、チーム毎に分かれてゲーム前ウォーミングアップを行い、いよいよ高校日本代表をかけたセレクションマッチの始まりです。
25分×2本。白熱したセレクションマッチとなりました。
多くの保護者の方々や関係者の前で素晴らしいプレーが続き、一人一人の選手が躍動する姿が数多く見ることが出来ました。
夕食後、本日のミーティングもグループワークを行い、キャンプ2日目が終了となりました。
明日が最終日となります。
1月25日
1月7日に多くの感動と勇気を与えてくれた第104回全国高等学校ラグビーフットボール大会が終わり、春に108名のオンライン合宿から始まった第50期高校日本代表のセレクション合宿が始まりました。
今回のキャンプの舞台となるグラウンドは、「関東学院釜利谷キャンパス」です。天然芝グラウンドとグラウンド横にあるジムと素晴らしい施設でキャンプを行うことができます。
高校代表候補108名の選手と、新たに追加された2名、花園で活躍が認められた選手の中から選抜された、51名の精鋭達が全国から集まり高校日本代表選手を目指してセレクション合宿に挑みます。
開講式です。
全国高体連ラグビー専門部部長の池戸成記さんよりご挨拶がありました。
「TID合宿参加に対して、ここまで培ってきた本人の努力が素晴らしいことと、保護者の方々へのサポートに感謝を示してください。50代として、過去に遠征に関わってきた方々がいるから君たちが遠征に行けるということを刻み、セレクションに挑んでください」と言葉がありました。
続いて、統括アドバイザーの高橋智也先生からのお話です。「この場に立てることに敬意を表します。1万7000人の代表としてここに立つ、貴重さと儚さを持ち、人生を変えるチャンスを掴み取ってください」とありました。
スタッフの自己紹介後、桑原監督、コーチからのミーティングとなります。 グラウンドへ移動する前には、今回の合宿に参加してくれている杉本スポットコーチによるスローワーへのセッションがありました。
グラウンドへ移動した後は、様々な動きを取り入れながら、体の可動域を少しずつ高めていき、測定に向けての準備をします。
続いてスピードとディフェンス練習です。
高校代表が目指すべきスタイルの根幹となる部分をコーチの方々が丁寧に伝え、選手たちも理解を深めながら参加します。
全体でディフェンスの動きを確認するセッションでは、前のセッションで理解した動きを使い、精度の高い練習となりました。
トレーニングの最後はユニットトレーニング。
FWはスクラム、BKはハンドリングのトレーニングを行いました。
夜のミーティングは、DFについてのグループワークを行い、最後に本日1月25日が誕生日だった井本章介君を伊達コーチの声がけからみんなでお祝いの歌を歌い、初日を終えました。