IRB(国際ラグビーボード)は、2月22日(現地時間)に「ラグビーワールドカップ2011 出場枠」を下記の通り、決定したと発表した。

■参加チーム:20チーム(12チームがRWC2007にて決定済)

  • Africa 1 (アフリカ地区1位)
  • Americas 1 and 2 (アメリカ地区1位、2位)
  • Asia 1(アジア地区1位)
  • Europe 1 and 2 (ヨーロッパ地区1位、2位)
  • Oceania 1(オセアニア1位)
  • Play Off (Europe 3 and Americas 3) (ヨーロッパ地区1位対アメリカ地区3位の勝者)

これにより、アジア地区の出場チームについては、2010年に行われるアジア5カ国対抗の優勝チームのみが出場資格を得る。
プール分けに関しては、RWC2007の結果、直接出場権を得た12チームが、下記の通り2008年12月1日の「IRB ワールドランキング」をもとに、3段階に分けられて、ランダム抽選が行われる。(12チームのうち、「IRB ワールドカップランキング」の12位以内に入っていないチームは、そのチームのランキングに見合った段階に割り当てられる。)
プール第1シード:上位4位チーム(IRBランキング1位-4位)

プール第2シード:次の上位4チーム(IRBランキング5位-8位)

プール第3シード:下位4チーム
今後選出される8チームのポジションは、選出されうることが予想されるチームの強さを基にして、最下位の2つの段階に割り当てられる。

プール第4シード:オセアニア1位、ヨーロッパ1位、ヨーロッパ2位、アメリカ1位

プール第5シード:アフリカ1位、アジア1位、アメリカ2位、プレーオフ
ランダム抽選は、チームをそれぞれの段階の中からRWC2011の4つのプールに割り当てる。抽選は、2008年12月の第1週に行われる。上記によって定められたそれぞれの段階の中から、各チームがどのプールに割り当てられるのかを、ランダム抽選により決定する。

ノックアウトの方式は、RWCLの理事会によって既に確定されており、RWC2003及び2007に則った方法となっている。完全な方式は、下記の通りである。(準々決勝、準決勝の試合の順序は変わる可能性がある。)

QF1:
(準々決勝1):
Pool Bの1位 対 Pool Aの2位
QF2:
(準々決勝2):
Pool Cの1位 対 Pool Dの2位
QF3:
(準々決勝3):
Pool Aの1位 対 Pool Bの2位
QF4:
(準々決勝4):
Pool Dの1位 対 Pool Cの2位
SF1:
(準決勝1):
QF1の勝者 対 QF2の勝者
SF2:
(準決勝2):
QF3の勝者 対 QF4の勝者
Broze:
(3位決定戦):
SF1の敗者 対 SF2の敗者
Final:
(決勝):
SF1の勝者 対 SF2の勝者