(2025年9月25日)

本日9月25日(木)ロンドン(イギリス)にて、ラグビーのさらなる発展に向けた連携強化のための覚書を、東南アジアラグビー連盟(SEARF)と締結いたしましたので、お知らせいたします。

 

■Pol.Lt.Col. Kulthon Prachuabmoh 東南アジアラグビーフットボール連盟(SEARF) 会長コメント:

「SEARFを代表し、連盟のメンバーや仲間の皆様に向けてご報告申し上げる機会をいただき、大変光栄に存じます。

私たちの地域連盟は、7つの創設メンバー、すなわち、ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、

フィリピン、シンガポール、タイの各ラグビー協会の総意と尽力によって設立されました。

私たちの憲章の序文に記されているとおり、SEARFは、ラグビーには、健全な競技、地域社会の発展、そして、スポーツの卓越性を自分たちの地域で推進していくための結束力があることを認識しています。

今回の覚書を通じて、当連盟との連携に関心を寄せてくださった尊敬すべき仲間の皆様に、心より感謝申し上げます。私たちは常に、熱意と誠意、そして、相互の敬意をもって、一緒に、ラグビーを発展させていくことができると信じております。

私たちはこのかけがえのない瞬間を心に刻み、ラグビーのレガシーを未来の世代へと継承していくことに尽力し、誰しもがこの素晴らしいスポーツを楽しめるよう努めてまいります」

 

■土田 雅人(公財)日本ラグビーフットボール協会 会長コメント:

「日本ラグビーフットボール協会を代表して、本日この記念すべき場に当協会と同様の覚書をSEARFUと締結した東アジアの仲間たちと共に参加できますことを、大変嬉しく存じます。

私たちの地域は地理的にも近く、長きにわたりスポーツを通じた交流を重ねてまいりました。2025年に設立されたSEARFが、SEAゲームズ(東南アジア競技大会)をはじめとする様々な地域大会への積極的な参加を通じて、ラグビーをさらに大きく前進させていくものと認識しております。

中華台北、グアム、ホンコン・チャイナ、日本、韓国のラグビー協会が、共にSEARFとパートナーシップを正式に締結する名誉にあずかり、私たちがSEARFの憲章に掲げられた目標を共に支えていけることを光栄に存じます。私は、近隣地域におけるラグビーの発展に、私たちが共に意義ある貢献ができるものと確信しております。

このパートナーシップは、現在および将来の世代に向けたラグビーの発展という共通のビジョンを体現するものであり、誰もがこの素晴らしいスポーツを楽しめることを保証するものです」



(2025年9月22日)

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、東南アジアラグビー連盟(SEARF)と、アジアにおけるラグビーのさらなる発展に向けた連携強化のための覚書を、9月25日(木)にロンドン(イギリス)で締結し調印式を行いますので、お知らせいたします。

 

本覚書における主な取り組みは以下の通りです。

・ラグビーの発展における緊密な協力関係の構築

・ラグビーのハイパフォーマンス実現のための知識、専門性、リソースの共有

・⁠地域におけるラグビー競技のレベル向上と持続的成長を促す共同イニシアチブの開発

 

 当協会は、東南アジアラグビー連盟との間におけるレフリーや指導者の派遣・育成のほか、選手やスタッフの交流などを通じ、加盟各国と緊密な協力関係を築くものとし、アジア全域でのラグビー競技の普及と発展により一層貢献してまいります。

 

 ※東南アジアラグビー連盟(SEARF)は、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国におけるラグビー振興、各地域の大会における緊密な協力関係の構築および加盟協会間の連携強化を推進する目的で、ブルネイ、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの7つのラグビー協会によって、2025年5月に創設されました。


以上