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5月31日

大会3日目、本日は順位決定戦の1試合のみです。昼過ぎの試合ということもあり、朝はゆっくりと過ごし、ホテル周辺へ全員で散歩に出かけました。大きな駐車場の木陰を利用し、ペアストレッチとディフェンスのマスゲームをスピーディーに実施。今シーズン自信を積み重ねてきたディフェンスを今一度確認しました。


その後、テニスボールを使った2人お手玉のハンドリングを行いました。今シーズン、大会の度に取り組んできた成果もあり、みんなとても上手になっています!最後に、今遠征最後のチームアクティビティとして「目隠し正方形」を行いました。各チーム6名が目をつぶった状態で、1本のロープを使い、1分間で正方形を作ります。それぞれのチームが工夫して形を作ろうと試みましたが、角が丸まった四角形、五角形、ひし形と苦戦。その中で、年長者の「55」チームが一番綺麗な正方形に近くなりました。


ホテルに戻って軽食を摂り、チームミーティングを終え、いよいよ出陣です。今遠征で最も集中力の高いウォーミングアップを経て、試合に挑みました。結果は以下の通りです。


【5・6位決定戦】◉ 日本代表 12 - 29 フランス代表 ◯(三枝1T、梶木1T、須田1G)
前日のディフェンスの改善と、香港大会で対戦したときのブレイクダウンの課題を活かし、相手に圧力をかけてボールを奪い返したり、トライまでアタックを継続したりするサクラセブンズのラグビーが随所に見られました。しかし、一瞬一瞬の勝負で相手が上回り、勝ち切ることはできませんでした。香港大会に続き、バリャドリード大会も6位という結果で終了しました。


試合後は、今大会も炎天下のなか他国の方々と共に声援を送ってくださった飯島さんのもとへ、お礼の気持ちを伝えにいきました。いつも本当にありがとうございます!


ホテルに戻り、夕食後はクロージングミーティングを行いました。はじめに、15名の選手全員から今の率直な気持ちをチームに伝えてもらいました。


その後、4日間お世話になったドクターの大岩先生からコメントをいただき、今遠征のリエゾンを務めてくださったジュリアさんへ、お礼としてサインボールを贈呈しました。20歳のラグビー選手でもあるジュリアさん、本当に素晴らしいサポートをありがとうございました!


最後に、サクラリボン賞(選手・スタッフ全員の投票で決まる大会テーマMVP)の発表です。「ハートフルなキャッチ&パス」で選出されたのは梶木選手です!マリン、おめでとう&ありがとう!梶木選手には青のリボンが贈られました。


明朝、次戦のボルドー大会に出場する13名の選手がバスで出発します。今シーズン最後の大会となるボルドー大会でもベスト4以上を目指してがんばります。引き続き、サクラセブンズへの温かい応援をよろしくお願いいたします!


5月30日

大会2日目。今日も炎天下の中、2試合が行われました。結果は以下の通りです。
【プール戦 第3試合】◉ 日本代表 14-47 ニュージーランド代表 ◯(大内田葉1T、堤1T、須田1G、内海1G)
プール戦最後の相手は、王者ニュージーランド代表。サクラセブンズにとってブレイクスルーのチャンスとなる一戦でした。まずは僅差の展開に持ち込むことを目標に掲げ、前半はシンビンにより一時6人になりながらも、射程圏内である2トライ差で折り返します。しかし後半は終始相手に主導権を握られ、最後まで自分たちのリズムを取り戻すことができませんでした。この結果、プール2位通過で準々決勝に進出しました。



【準々決勝】● 日本代表 5-40 カナダ代表 ◯(得点:谷山1T)
準々決勝は、今シーズン何度も対戦してきたカナダ代表との再戦となりました。チャレンジャーとして挑んだものの、一瞬一瞬の局面で相手に上回られ、サクラセブンズらしいアタックを仕掛けられたのは後半ラスト2分になってからでした。


プール戦のポイント数と得失点の結果、明日は5位・6位の順位決定戦に臨みます。今大会の最終戦となります。引き続き、応援をよろしくお願いいたします。


5月29日

遠征7日目。ワールドチャンピオンシップ・バリャドリード大会が開幕しました。本日はプール戦2試合が行われました。サクラセブンズは、ニュージーランド、ブラジル、アルゼンチンと同じプールです。結果は以下の通りです。


【プール戦 第1試合】◯ 日本代表 24-7 ブラジル代表 ◉(須田 2T1G、三枝 1T、大内田夏 1T、谷山 1G)


【プール戦 第2試合】◯ 日本代表 33-10 アルゼンチン代表 ◉(須田 2T3G、永田 1T、三枝 1T、大内田葉 1T、谷山 1G)


どの大会でも難しいとされる初戦ですが、前日までの入念な準備が実を結び、素晴らしいスタートを切ることができました。試合を通して、一つ一つのプレーの精度で相手を上回る内容となりました。第1試合で課題となったペナルティについては、第2試合に向けて「サポートの速さ」と「低いタックル」へと即座に修正。見事2戦2勝を果たし、ベスト8進出を決めました。


今シーズン最高とも言える猛暑の中での幕開けとなり、炎天下の控室のテント内も非常に暑く、試合間の過ごし方が重要な鍵を握っています。


サクラセブンズは、前日のスタジアムチェックで得た情報を活かし、短い滞在時間であっても一度ホテルへ戻って休養を挟む選択をしました。こうしたタフな環境下でも、状況を楽しみながら全員で乗り越えていくのがサクラセブンズの強みです。


明日も熱い応援をよろしくお願いいたします!


5月28日

遠征6日目。いよいよ大会前日を迎えました。フィールドに向かうバスの車内は静まり返り、それぞれが最後の練習に向けて集中を高めている様子が伺えました。


フィールド到着後はいつも通り準備を整え、スピードチャレンジから練習がスタート。ウォーミングアップでは、全員が揃ったアップコールからも選手たちの強い気持ちが伝わってきました。試合前を想定し、より質を高めようと互いを鼓舞し合うなど、非常に素晴らしい内容となりました。


最後の7対7のゲーム形式では、相手役を務めた選手から「ディフェンスも高い強度でいこうね!」という声があがり、サクラセブンズのために、サクラセブンズとしてプレッシャーをかけ続けてくれました。今シーズンの集大成にふさわしい、充実した前日練習となりました。


夕方には、ジャージプレゼンテーションが行われました。スタッフからは、これまでの選手たちの努力を称えるとともに、「自信を持って臨んでほしい」「15人全員で進化したサクラセブンズのラグビーを見せてほしい」といった熱いメッセージが送られました。ジャージは選手から選手へと手渡され、最後は須田キャプテンの言葉で締めくくられました。


そして、本日は大谷選手のお誕生日です。夕食時には全員でハッピーバースデーの歌とケーキでお祝いをしました。しかし、お祝いはそれだけにとどまりません。大谷選手の周りに選手・スタッフが全員集まり、にぎやかにコントがスタート!最後は「ヨイショー!」の掛け声とともにそれぞれのTシャツがめくり上げられ、なんと裏側には大谷選手の様々な写真が仕込まれていました。チームが一丸となったお祝いコントで、最高の笑顔で大会前夜を終えました。


明日からは、いよいよワールドチャンピオンシップ・バリャドリード大会が開幕します。サクラセブンズへの温かい応援を、よろしくお願いいたします!


5月27日

遠征5日目。本日は終日トレーニングオフとなりました。選手たちは各自のタイミングで食事をとり、ホテル周辺でのキャッチ&パス、ジムでのトレーニング、買い物に出かけるなど、それぞれが自由時間を過ごしながらコンディションを整えました。


昼には、今大会のチームドクターを務められる大岩先生がチームに合流されました。マドリード空港から電車を乗り継ぎ、バリャドリードまでお越しくださいました。


また、夕方にはキャプテンズフォトが行われ、今大会もキャプテンを務める須田選手が参加しました。


夕食前のチームミーティングでは、アイスブレイクとして「知っておきたいスペイン語クイズ」を実施。その後、前日のレフリー&コーチミーティングで共有された要点をクイズ形式で確認しました。


最後に明日の大会前日練習の流れとポイントをチェックし、ミーティングを締めくくりました。練習通りのパフォーマンスを初戦から発揮できるよう、明日は初戦をイメージしながら選手主体で最後の練習を行います。


5月26日

合宿4日目。バリャドリードの気候にも慣れ、心地よい暑さを感じられるようになってきました。


今日は大会前最後の通常トレーニングです。国内で積み重ねてきたトレーニングを改めて行い、リーダーを中心に、サクラセブンズにとって大切なことを一つ一つ確認しながら進めていきました。



最後の7対7では、攻守共にサクラセブンズのラグビーを体現しようと、互いに声を掛け合いながら1本1本集中して取り組みました。今シーズンの集大成にふさわしい質の高い内容となり、最後は互いの健闘を称え合って練習を締めくくりました。


練習後はプールでリカバリーを行い、午後から明日にかけて1日半のトレーニングオフに入ります。大会主催者から遺跡ツアーに招待していただき、夕方になると選手たちは私服に着替えて出かけていきました。現地の文化や歴史に触れ、心身共にリフレッシュしてきてくれることを願っています。


5月25日

合宿3日目。今日も厳しい暑さの中、フィールドに出て1時間半のトレーニングを行いました。ラグビースキルを取り入れながら、昨日よりもランニング強度を上げていきます。


はじめは、ハイボールキャッチのキーファクターが含まれた「縦長ソフトバレーボール」からスタート。コートの横幅が狭いため、前後のコミュニケーションが重要になります。チームごとにフォーメーションの作戦を立て、楽しみながら連携を図りました。
その後は切り返しや少し長めのランニングを行い、徐々にスピードを上げていきました。


キックオフにおいては、誰もが「空中戦士」にも「地上戦士」にもなれるよう、国内合宿から繰り返し準備を重ねてきました。今日は、それぞれが状況に応じて瞬時に役割を変えられるよう、基本のハイボールキャッチから順に確認を行いました。


続いて、昨日に引き続きキャッチ&パスのセッションです。ゴール前のプレッシャーがかかる中、確実にトライを取り切るためのラストパスの練習を繰り返しました。


最後はボールゲームです。縦60mのスペースでボールを繋いで前進する攻撃と、それを阻止する守備。肺の中をバリャドリードの空気へと入れ替えるかのようにひたすら走り続け、しっかりと息を上げることができました。


午後は休養を挟んだ後、近くのジムへ徒歩で向かいました。幅広い年齢層の方々が利用される大型ジムです。サクラセブンズの選手たちも3人1組のグループに分かれ、坂田S&Cコーチが作成したメニューに取り組みました。グループメニューの終了後は、各自で必要なリハビリや個人のトレーニングに励んでいました。


夕食前にはチームミーティングを実施。はじめにアイスブレイクとして、選手全員が円になって着席し「繋ぐ他己紹介」を行いました。隣に座っている仲間のプレーの強みに加え、「自分がその仲間とどう連動することでボールを繋ぐか」を3つの文章で表現し、次へと繋いでいくワークです。自分の強みが認められ、自分と繋がる仲間の存在を再認識することができ、ミーティングは和やかな雰囲気でスタートしました。


その後、今シーズンのプロセスを経て、私たちは「誰にも分析できない・させない、唯一無二のラグビー」を生み出してきたことを全員で再確認しました。明日の練習では、どんな相手、どんな状況であっても、自分たちが積み上げてきたものを100%出し切るための準備をします。


5月24日

遠征2日目。昨夜ホテルに到着したのは真夜中の3時過ぎだったため、今朝は9:00までしっかりと睡眠をとり、それから朝食を摂りました。選手たちには移動の疲れがあまり見られず、元気に朝食会場に集まってくれました。


朝食後は、宇賀神トレーナーによるコンディションチェックを実施。その後は、ホテル周辺を積極的に散歩する選手たちの姿が見られました。


午後はグラウンドへ移動し、スタッフも交えた3チームに分かれてファンゲームからスタートしました。今回のチームは年齢で分けられており、坂田S&Cコーチが率いる年長者のチーム「GoGo(55)」が圧勝していました。


その後、コーディネーショントレーニング、ウォークでのキャッチ&パスに取り組みました。現地は日差しが強く、日本と同じくらい暑いです。そのため、こまめに水分補給を挟みながら、少しずつ身体を暑さに慣らしていきました。


練習の最後には、再び3チームに分かれてチームアクティビティを実施。テニスボールやラグビーボール、チューブを使った「カローリング」や、ソフトバレーボールを使った「ドッジボール」を行いました。どちらも大変な盛り上がりを見せ、最後は選手たちのリクエストで自主的にドッジボールの延長戦が行われるほどでした。


ホテルに戻り、夕食後はチームミーティングを行いました。大会までのスケジュールを改めて確認し、大事な初日の初戦に向けて、残り5日間をどのように過ごすべきか、全員で意識を共有しました。


ミーティングの最後には、スタッフも交えて「あるなしクイズ」を行いました。兼松ヘッドコーチによって分けられた2つのグループのメンバーから、互いの共通点を探し出すというルールです。今シーズンを共に戦ってきた仲間だからこそ分かる絶妙なクイズでしたが、なかなか難易度が高く、みんなで頭を悩ませながらも大いに盛り上がりました。



5月23日

いよいよサクラセブンズの今シーズン最後となるヨーロッパ遠征が、本日始まりました。今遠征は、来シーズンの戦いのステージを決める「ワールドチャンピオンシップ」2大会が行われる、非常に重要な遠征です。


前回の熊谷・名古屋合宿から4日が明け、成田空港に15名の選手が集まりました。まずは約14時間かけて、経由地であるオランダへと出国しました。


オランダのアムステルダム空港に到着後は、急ぎ足で乗り継ぎ、スペインのマドリードへ。約2時間半のフライトを経て、マドリード空港に到着したのは深夜23:00過ぎでした。遅い時間にも関わらず、現地リエゾンの方があたたかく出迎えてくださいました。
そこからさらに、大きな荷物を抱えて空港内を歩き、バス乗り場へ移動。バスに揺られること3時間。成田から丸1日かけてバリャドリードのホテルに辿り着きました。


移動中はとにかく「寝られるときに寝る」ことを意識しました。明日からは現地の時間に合わせて睡眠や日光浴を取り入れ、まずは時差調整に努めます。