7月19日(日)に、本部町陸上競技場において、「女子U17 TIDキャンプ 沖縄ブロック」を開催しました。

本キャンプは、将来の女子日本代表選手の発掘・育成を目的として、全国9ブロックおよび沖縄県を加えた全10会場で実施している女子育成事業の一環です。沖縄ブロックには10名の選手が参加し、今回は高校生だけでなく、沖縄県内で活動する一般女子ラグビー選手にも参加いただき、世代を超えて「世界基準」を学び合うキャンプとなりました。


 

自分の身体と向き合うことからスタート

キャンプでは、競技力向上の土台となる「傷害予防プログラム」と「セルフアップ」を実施しました。

世界で戦うためには、技術や体力だけではなく、自分自身の身体を理解し、日頃からコンディションを整える習慣が欠かせません。

選手たちは一つひとつの動作の意味を理解しながら、自らの身体と向き合う時間となりました。

 



少人数だからこそ、世界基準の強度へ

グラウンドセッションでは、「グラウンドセッションでは、試合以上の強度・動き続ける密度」をテーマに実施しました。

をテーマに実施しました。

少人数という環境を活かし、一人当たりのプレー回数を増やすことで、常に判断し続けるトレーニングを行いました。

また、すべての練習で明確なゴールを設定し、

1)1対1で勝つこと

2)自分の強みを発揮すること

3)世界基準で考え、プレーすること

を意識して取り組みました。

 

 

また、すべての練習で明確なゴールを設定し、

1)1対1で勝つこと

2)自分の強みを発揮すること

3)世界基準で考え、プレーすること

を意識して取り組みました。

 

 


コンタクトの基本を徹底して学ぶ

今回のキャンプでは、女子ラグビーにおいて最も重要な技術の一つであるコンタクトスキルを重点的に指導しました。

 

コンタクトは、相手に勝つための技術であると同時に、自分自身を守るための技術でもあります。

そのため、「強く当たること」だけを目的とするのではなく、

正しいボディポジション

安全なヘッドポジション

力を効率よく伝える姿勢

相手との距離やタイミング

足を止めずにコンタクトへ入ること

など、一つひとつの基本技術を丁寧に確認しながら段階的にコーチングを行いました。

 

 

参加者は、正しいフォームを繰り返し実践することで、けがのリスクを減らしながら、より力強く安定したコンタクトができることを体感しました。

 

単に「ぶつかる」のではなく、安全に、そして勝てるコンタクトを身につけることを目標に、一つひとつのプレーにこだわってトレーニングを積み重ねました。

アンケートでも、

「正しいコンタクト姿勢を学ぶことができた。」

「コンタクトが怖いものではなく、安全な技術であることを理解できた。」

「基本を繰り返すことが、強いコンタクトにつながることを実感した。」

といった声が寄せられ、多くの選手が安全性と競技力向上の両面で大きな学びを得ることができました。

今回のキャンプでは、「安全だから強くなれる、強くなるためには基本を徹底する」という考え方を共有し、世界で戦うために欠かせないコンタクトスキルの土台づくりを行いました。

 

 

 

ミーティングでは「世界で勝つための考え方」を共有

フィールドだけではなく、ミーティングでは

1)世界基準を知ること

2)自分の強みを世界一まで磨くこと

3)オフザフィールドの行動が競技力を決めること

4)ゴール設定を持って日々の練習に取り組むこと

について共有しました。

選手たちは、自分自身が日本代表、そして世界を目指すために「明日から何を変えるのか」を真剣に考える時間となりました。

 

 


アンケート結果

キャンプ終了後のアンケートでは、参加者全員から非常に高い評価をいただきました。

 

満足度

「キャンプは充実していた」:100%が「とても充実していた」

「参加してよかった」:100%が「とてもそう思う」「そう思う」

「また参加したい」:100%が「とてもそう思う」

「成長につながる学びがあった」:100%が「とてもあった」

「コーチの説明は分かりやすかった」:100%が「とても分かりやすかった」

「コーチは話しかけやすかった」:100%が「とても話しかけやすかった」

競技面だけでなく、コーチとのコミュニケーションや学びの質についても高い評価を得ることができました。

 

参加者の学び・気づき

アンケートでは、多くの選手が「世界基準」を実感したことを挙げていました。

特に印象的だった声として、

「自分の強みを世界一まで伸ばすことで、世界で活躍できる選手になれると知った。」

「試合より高い強度で練習することが、試合でハイパフォーマンスを発揮することにつながると学んだ。」

「ボールを最後まで両手で持つことで選択肢が増え、ステップも踏みやすくなった。」

など、プレーの質に関する具体的な学びが多く見られました。

「オンフィールドだけでなく、オフザフィールドでも目的や意図を持って行動することが大切だと気づいた。」という回答もあり、競技だけではなく日常生活への意識変化も感じられました。


世界を目指す意欲へ

今回のキャンプを通して、多くの選手が将来への目標を明確にしました。

「世界で活躍する自分のイメージができ、日本代表としてチャンピオンになりたいという意欲につながった。」

「10代で日本代表になり、世界で活躍できる選手になりたい。」

さらに、今回はシニア選手からも、

「U17だけでなくシニアも参加でき、高いレベルのセッションを受けられたことが非常に貴重だった。今いる環境で計画と意図を持って努力すれば目標に近づけると感じた。」

という声が寄せられ、世代を超えた学びの場として大きな価値を生み出すことができました。

 

今後に向けて

今回の沖縄キャンプでは、技術やフィジカルだけでなく、「考え方」を学ぶことが競技力向上につながることを参加者全員が実感しました。日本代表への道は、特別な才能だけで切り開かれるものではありません。

「毎日の準備、目的を持った練習、自分の強みを磨き続ける姿勢」その積み重ねこそが世界への第一歩です。

これからも全国各地でこのような学びの機会を提供し、一人でも多くの選手が世界へ羽ばたくことを楽しみにしています。