帰国した阪元選手。空港で
帰国した阪元選手。空港で

「ATQプロジェクト」第三次海外派遣選手として、オーストラリア、NSW協会に派遣されていたIBMビッグブルー所属の阪元弘幸選手が、4ヶ月の派遣期間を終え、去る8月31日に無事帰国いたしました。先日のレポートでもお知らせしたとおり、最後の約一ヶ月半は、単身での活動となりましたが、最後まで全力で取り組み、充実した活動を送れたようです。今シーズンの阪元選手の活躍をご期待ください。また、今回、派遣にご協力いただきましたIBMビッグブルーの関係者の皆様には、この場をお借りして御礼申し上げます。以下、Q&A方式で阪元選手に今回の派遣の感想を聞きました。

Q.今回の派遣で一番強く感じたことは?
A.「世界との差」。上には上がいるものだなあと強く感じた。それとワラタスメンバーがアカデミーに合流してからは、日本では体感したことのない「体の芯(体幹)の強さ」と「強さ&激しさ」を経験できたことが大きかった。
Q.具体的にレベルアップしたポイントは?
A.ディフェンス面。特に「タックルの強さ」。この点について、留学中常にアカデミーコーチから指摘・指導いただいた。所属クラブが弱かったことから、DFシーンが非常に多く、スキルセッションで訓練したことをゲームシュチューションで試すことができた。また、スタンドオフとして「DF」のラインコントロールによって駆け引きできることも学ぶことができた。
Q.NSWアカデミーについての感想は?
A.まず「アカデミー」という個人を育成するシステムがあること、そしてそのシステムが非常に素晴らしいと思った。特に、個人を育成する為に「マンツーマン」で基本的なことをきめ細かいコーチングを受けられたことが素晴らしかった。国内においても同様なことを行うのは困難であると思うが、このようなシステムがあれば良いと感じた。
Q.最後に一言!
A.約4ヶ月間、NSW協会・日本協会そして会社、チームの方々には、留守中ご迷惑をおかけしました。帰国後は、攻守にわたってチームに貢献し、日本代表スコッド入りできるよう頑張りたいと思います。また来年もATQハイパフォーマンスプレーヤーとして、アカデミーにいければと思います。以上です。宜しくお願い申し上げます。