ラグビー界は、直前に迫ったワールドカップ一色ですが、将来のワールドカップを目指すATQ海外派遣選手も頑張っています!!
今回は、それぞれ単身現地に残って頑張っている、オーストラリアNSW協会の阪元選手(日本IBMビッグブルー所属)、ニュージーランド ワイカト協会の鈴木選手(セコムラガッツ所属)の近況をご報告します。

まず、帰国を間近(8月31日)に控えた阪元選手ですが、引き続きアカデミーでのストレングストレーニングやスキルトレーニングに加え、週末のクラブチームでのゲーム、日中の英語学習をこなしながら、残された時間でできるだけ多くのものを吸収しようと積極的に取組を継続してきました。クラブマッチの合間には、ワラタスアカデミーのコーチとマンツーマンでゲームのビデオを見ながらプレーのレビューを行います。阪元選手自身、このセッションのおかげで自分の課題が明確になり、非常にためになったとレポートの中で報告していました。日本に帰ったら、これらの経験を生かして、SOとして、さらなるステップアップを達成することを期待します。

8月に入り、オーストラリアでは、今年から新たに創設された国内リーグARC(Australian Rugby Championship)が始まっています。オーストラリア版のAir New Zealand Cop(旧NPC)と言ったところでしょうか。阪元選手も、シドニーのARC参加チーム、シドニーフリーツの選手達と一緒にトレーニングをしているそうです。
阪元選手の帰国の様子も別途ご報告いたしますのでご期待ください。

シドニーフリーツの選手と一緒にウェイトトレーニング
シドニーフリーツの選手と一緒にウェイトトレーニング

アカデミーのヘッドコーチ、ジョー氏と先週末のゲームを見ながらマンツーマンで指導を受ける
アカデミーのヘッドコーチ、ジョー氏と先週末のゲームを見ながらマンツーマンで指導を受ける

ジョーコーチと2人でスマイル!
ジョーコーチと2人でスマイル!

一方ワイカトの鈴木選手ですが、こちらは、7月のクラブシーズン終了後は、アカデミーの練習に加え、ワイカトU23の代表チームに参加し、練習とゲームを行っています。これまでのクラブチームから一段上のレベルの環境で、さらなる強化を行っています。

活動開始早々、チーム内の戦術他ゲームプラン、チームポリシーの確認、コミュニケーション活性化のため、また、お互いをよく知るために3日間の合宿が行なわれました。合宿2日目にはプレシーズンゲームがあり、テムズバレーAチームとの試合では、28-27で破る金星スタートを切りました。鈴木選手も後半20分より出場し、ラインアウトを中心としたアピールで、逆転劇に貢献し、非常にコーチ陣を喜ばせた内容となったそうです。今後が楽しみな活躍でした。先週は肩を痛め練習を調整していたためゲームには参加できなかったようですが今週末からはまた、ゲームに参加してゆく予定です。鈴木選手の派遣期間も後一ヶ月となりましたが、現在のチームでも大活躍してくれることを期待します。
鈴木選手の様子はまたご報告いたします。

8月よりワイカトU23代表チームに参加
8月よりワイカトU23代表チームに参加

テムズバレーAチームに金星を挙げる
テムズバレーAチームに金星を挙げる

鈴木選手も自分のパフォーマンスに納得(?)
鈴木選手も自分のパフォーマンスに納得(?)