鈴木選手がクラブファイナルでワイカトスタジアムでプレー!!

先日のリポートでお知らせしましたとおり、ニュージーランド、ワイカト協会にて活動中のセコムラガッツ、鈴木学選手が、現地のクラブリーグのファイナルで、スーパー14チーフスの本拠地、ワイカトスタジアムのフィールドに立ちました!

憧れのワイカトスタジアムでウォーミングアップ
憧れのワイカトスタジアムでウォーミングアップ

わずか5分だったが、集中したプレーを見せた
わずか5分だったが、集中したプレーを見せた

鈴木選手の所属するFraser Techは、現地クラブリーグのプレミアグレードで順調に勝ち進み、クウォーターファイナルで谷口選手の所属するHamilton Old Boysを下し、翌週のセミファイナルでも危なげなく勝利し、去る7月28日にHautapu との間で決勝戦を行いました。

試合前の1週間、風邪で体調を崩していたため、残念ながら鈴木選手の出場は、後半のラスト5分程度しかなかったようで、また、試合結果も41-29で、鈴木選手所属のFraser Techが敗退したそうですが、現地リエゾンからの連絡によると、とても白熱した試合だったようです。
以下、現地リエゾンからのリポートをお伝えします。

「結果は、29-41で鈴木選手のチームは負けましたが、両チームとも気迫溢れる熱戦で、鈴木選手はたいへん貴重な経験になったと思います。トップリーグもそうですが、些細なミス、ちょっとしたスキを攻め込む展開は非常にレベルが高く、高い集中力と忍耐が求められます。そういう意味では、鈴木選手が試合で見せたラインアウトプレー、トライへつながるラストパスは成長の証だと感じました。また、スタンドでは、谷口選手、真壁選手も声を振り絞って鈴木選手を応援しており、その姿を横目にしていた私自身も感動してしまいました」

鈴木選手にとっては、きっと、ラグビー人生における、大きな財産となる経験だったのではないでしょうか。

先日、谷口選手に続き、真壁選手も帰国。鈴木選手は一人残って後二ヶ月あまりを過ごす予定です。真壁選手の帰国後は生活環境をホームステイに移し、よりラグビーに集中できる環境になる予定です。引き続き、ワイカト協会のアカデミーでの活動の他、これまでのクラブでの活動から、ワイカトのU23代表チームでのチーム練習及びゲームへ移り、もう一段ハイレベルな環境での練習に参加する予定です。これまで以上にハードな環境になるかもしれませんが、ぜひとも頑張ってほしいと思いますので皆様の応援をよろしくお願いします。(中里)

試合後チームのコーチと(後ろから覗いているのは‥‥?)
試合後チームのコーチと(後ろから覗いているのは‥‥?)

真壁選手。チームのコーチとのツーショット
真壁選手。チームのコーチとのツーショット

すっかりチームメイトとも馴染んだ真壁選手
すっかりチームメイトとも馴染んだ真壁選手