■2015年3月4日(水)

『いざ世界大会初戦 フィジーへ』

第4回TIDシニアキャンプ最終日、フィジー遠征前日となります。
初日、2日目とかなり低い気温の中での練習でしたが、本日は一転春の訪れを感じさせる陽気。30度近くあるフィジーに向けた、多少なりともいい準備になったかもしれません。


FWの核を担う加藤選手(後ろ)、前田選手(前)。体格で勝る外国人選手にどこまで体を張れるか。フィジーでの活躍に期待です


最終調整をする選手たち。一番手前は高校2年生と一番下の学年で招集された中野将伍選手。体格では外国人BKにも対抗可能。活躍に期待です


早い出足と低いタックルで、外国人選手を止められるか。攻撃的なディフェンスが必要となります


米村選手。球さばきの早いSHとして、攻撃の起点となり日本のスピードラグビーを作り出します

さて、中竹HCの下集められたU20日本代表。今回はジュニア・ジャパンとして初の世界大会のためフィジーに出発します。「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2015」という今回の世界大会は、世界の強豪代表チームのジュニアチームが集まる大会です。
Junior Teamというのは、その国の2番手チーム。日本の場合は若手育成の観点から20歳以下の日本代表チームがジュニア・ジャパンとして位置付けられています。つまり、対戦するカナダ、フィジー、トンガの選手は20歳以下というわけではなく、代表経験なども持つベテラン選手含む強豪選手たちです。胸を借りるつもりで挑みます。

それでは、行ってきます!

■2015年3月3日(火)

『NTTコミュニケーションズ ラグビー部 シャイニングアークス』

3月3日合宿2日目はトップリーグのNTTコミュニケーションズのグラウンドで練習をさせていただきました。
今回、ジュニア・ジャパンとU20日本代表のS&Cコーチを担当している奥野コーチがNTTコムでも同職につきご活躍ということで特別に便宜を図っていただきました。
整った芝、クラブハウス、スクラムマシーンを使いながら、選手は目いっぱい練習に参加していました。


奥野コーチと選手たち


遠藤FWコーチの檄の下、FWはスクラムを中心に練習


捻挫により練習見学のアタアタ選手

■2015年3月2日(月)

TIDシニアキャンプが3月2日より成田にて始まりました。
今月5日からフィジーで行われる「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2015」にジュニア・ジャパンとして参加する選手30名の遠征直前の調整を兼ねた合宿でもあります。

『大学・高校ラガーマンから日本代表へ』
合宿の初日冒頭、中竹HCから正式にジュニア・ジャパンへの選出を改めて祝う言葉と、チーム一丸となって闘っていこうという旨が確認されました。


それぞれの大学・高校のユニフォームを着て、キックオフミーティングに臨む選手たち

 

2日目には、代表チームとしてオフィシャルウェアを来て練習に臨む選手たち。
真剣な面持ちで1週間後の3月10日に控えたカナダ戦への準備を行い始めました。


真剣にコーチ・スタッフ陣の話を聞く練習前の選手たち


アップをする選手30名

 

『キャプテン 堀越康介・ 副キャプテン 尾崎晟也』

中竹HCよりキャプテン、副キャプテンの発表がありました。キャプテンとしてHO堀越選手、副キャプテンとしてFB尾崎選手が選ばれました。下記、両名の挨拶となります。

堀越主将「キャプテンという立場にこれまでついたことはないが、プレーでしっかりチームを引っ張っていくようにしたいです。」
尾崎副主将「堀越に頼るのではなく自分もキャプテンであるくらいの意識をもって、チームをリードしたいです。また、このチームには自分たち以外にもきちんと声の出るリーダー格がたくさんいるので、みんなでチームを作っていきたい」


挨拶をする堀越主将(左)、尾崎副主将(右)


練習前の会議に臨む堀越主将(左)、尾崎副主将(右)


取材に受け答えをする堀越主将


SO野口選手(左端)とともにバックスのプレーを確認する尾崎副主将(右)