公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長 岡村正、東京都港区)は、ラグビーワールドカップ2015大会終了後(2015年11月1日付け)をもって、日本代表 エディー・ジョーンズヘッドコーチの退任を決定しましたので、お知らせいたします。

8月20日にジョーンズヘッドコーチから、ラグビーワールドカップ2015大会終了後をもって、日本代表ヘッドコーチを退任する意向が日本ラグビーフットボール協会へ伝えられました。これを受け、8月24日に行われました日本ラグビーフットボール協会理事会で審議、決議され、退任が承認されました。また、ジャパンエスアールのディレクター・オブ・ラグビーの役職も退任することになりましたので、併せてご報告申し上げます。

なお、後任の日本代表監督(ヘッドコーチ)につきましては、ラグビーワールドカップ2015大会終了後に、関係者で協議の上、決定する予定です。


 

■コメント

◎日本代表 エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

「この4年間、日本ラグビーを変えたいと思い、強化に邁進してきました。その間にいくつかの記録も打ち立てることができました。一時は世界ランキング9位、日本代表初のテストマッチ11連勝、初めてウェールズ代表、イタリア代表に勝利を収め、また、ヨーロッパでの試合で初めて勝利を収めることもできました。
日本代表は、より優れている指導者を得て、2019年のラグビーワールドカップへ向けてもっと進化を続けると思います。私は新しいチャレンジをすることになりますが、日本代表は常に私の心の中にあります。今年のラグビーワールドカップを日本代表ヘッドコーチとしての集大成にしたいと思います」

◎日本ラグビーフットボール協会 坂本典幸専務理事

「エディー・ジョーンズヘッドコーチ体制になり、日本代表は素晴らしい躍進を遂げてきました。強豪国にも勝利するなど、日本ラグビーの真骨頂を発揮してくれました。今回、ジョーンズヘッドコーチから退任の申し入れがあり、本人の意志が固いことから退任を承認することにいたしました。この4年間、日本ラグビーの発展に貢献してくれましたジョーンズヘッドコーチには感謝、そして敬意を表したいと思います。そして、ラグビーワールドカップ2015で、目標であるベスト8に向けてベストを尽くし、挑戦をしていただきたいと思っております」