「アジアラグビーセブンズシリーズ」のシリーズ優勝を果たし、来年の7月に開催される「ラグビーワールドカップ・セブンズ2018」の出場権を獲得した男子セブンズ日本代表及び女子セブンズ日本代表の、最終戦のスリランカ大会後のコメントを、以下の通り、お知らせします。
■男子セブンズ日本代表
ダミアン・カラウナヘッドコーチ
「アジアセブンズシリーズ2017の優勝を果たしたチームを大変嬉しく、また、誇りに思う。ラグビーワールドカップ・セブンズ2018 、および、同年のワールドシリーズのコアチーム予選大会への出場権を獲得することができた。
非常に長いシーズンだったが、私たちは、リオ後のチームスコッド再建という挑戦に楽しみながら取り組んでいて、新たな選手達がセブンズという競技に入ってきてくれた。
今回はスリランカ大会で優勝することができなかったが、皆が自分達のゲームプランを貫き、中国と韓国という強豪2か国を破って決勝へ進んでいく姿が、強く印象に残った。
香港は、どの大会でも一貫した力があり、優勝に値するチームだった。サドンデスにもつれ込んだことは、決勝戦がどれだけ接戦だったかを物語っていた。改めて、このチームをとても誇りに思う。
日本の国旗を振って応援してくれた沢山のファンの皆さんが見えた。アリガトウ」
小澤大キャプテン
「決勝は負けてしまったが、ワールドカップ・セブンズ2018の切符をとれたという事は胸を張っていいことだと思うので、本当に良かったと思う。
修正する部分はまだあるので、しっかり修正してコアチーム予選大会も優勝し、絶対に来年のワールドカップ・セブンズ2018でも良い結果が残せるようにチーム一丸となって頑張りたい」
■女子セブンズ日本代表
稲田仁ヘッドコーチ
「チームとして目標としていたように、アジアラグビー女子セブンズシリーズ2017での全ての試合に勝利し、優勝できてよかった。内容にまだ課題はあるが、若い選手もいる中でタフなゲームを最後まで戦い勝利できたことで、チームが次のステップに進むための意義のある大会となった。
来季のHSBCワールドラグビー女子セブンズシリーズで目標を達成するにはまだ力が足りていないので、チームとしてレベルアップできるように、またアジア代表として恥ずかしくないプレーをできるように、日本に帰ったらすぐに準備に取り組みたい。
スリランカ大会でサポートいただいた皆様、有難うございました」
中村知春キャプテン
「アジアラグビー女子セブンズシリーズ2017を、全ての試合に勝利してシリーズ優勝できてよかった。フィールドのコンディションがあまり良くない中では、パスをつないでいくラグビーを発揮できなかったが、原点回帰と捉えてできたことはチームの成長につながった。
ラグビーワールドカップ・セブンズ2018や、3年後のオリンピックでのメダル獲得に向けて、照準を世界にあわせて、もう一歩二歩成長して世界でプレーする姿を見せられるように、チーム一丸となってまた頑張りたい」