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神戸製鋼の苑田ヘッドコーチと伊藤バイスキャプテン |
神戸製鋼コベルコスティーラーズ
○苑田右二ヘッドコーチ
「素晴らしい環境でラグビーが出来たことを感謝致します。こういうかたちでシーズンを終えることは非常に悔しいですが、私の力不足であったと思います。一年間本当に有難うございました」
──パナソニック戦でイメージしていたゲーム運びは?
「(相手は)ゲームから約3週間空いていますが、リーグ戦では初めの15分で17点取られていたので、初めの15分を意識させました。アタックに関しては、前半1つのオプションしか出せず、相手のディフェンスに的を絞らせてしまいました」
──パナソニックとサントリーとの距離はどういう点に?
「ディフェンスが良かったですが、2人目のボールキャリアが遅れたため球出しが全部スローダウンになってしまい、我々の意図したアタックが出来ませんでした。これを当たり前のように80分間できるのがパナソニックやサントリー。(自分たちは)未だ劣っていると改めて感じています」
○伊藤鐘史バイスキャプテン
「パナソニックさんはチャンピオンチームらしく、素晴らしいディフェンスでした。SO(正面選手)からのFWが絡んだアタックでしたが、表・裏の攻撃が無く、相手にディフェンスの的を絞り易くさせてしまい、勢いに乗らせてしまいました。オフをはさんで来季巻き返せるように頑張ります」
──パナソニック戦でイメージしていたゲーム運びは?
「キックの蹴り合いになった時に、カウンターするところでFWの戻りが遅かったです。ラックサイドが空いていたので、もう少しピックアンドゴーで仕掛けたかったのですが、できませんでした」
──パナソニックとサントリーとの距離はどういう点に?
「今日は点数差がついてしまいましたが、自分たちも出来ると思っています。次のプレーを予期してどう動くかを、15人一体が意識して動く組織力を作って行きたいです」
──昨年よりも試合の編成がよりハードになっていないか?
「日本選手権よりはトップリーグのシステムが変わったことで、常にタイトな試合が1年間続いて気が抜けません」 |