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東芝ブレイブルーパスの和田監督とリーチキャプテン |
東芝ブレイブルーパス
○和田賢一監督
「本日は多くの方々においでいただき、天覧試合ともなって、光栄です。関係の皆様に感謝したいと思います。見てのとおりの辛勝で、うまく行きませんでした。トヨタ自動車さんの圧力を受け、一歩一歩食い込まれたのが、この結果につながったと思います。次のサントリー戦にはしっかり準備して臨みたいと思います」
──ラインアウトは研究されていたのでは?
「研究された以外に、アンダープレッシャーの下、正確性に欠けていました。トヨタ自動車さんのラインアウトからのモールで、前に出られたのを止められませんでした。しっかり準備したが、前へ出られなかったので、検証したいと思います」
──ディフェンスでトヨタ自動車にゲインされたが?
「インサイドのプレーヤーが上がり続けず、ほとんどトヨタ自動車さんがカットインでブレイクしてきました」
──小川選手が大事なところで決められなかったが?
「本来の彼なら、十分決められるゴールです。ゴールキックは難しいのはよく分かっています。しかし、彼はディフェンスを突破するところはよくやってくれたと思います」
──大野、ベイツ、ヒル選手の交代のタイミングは?
「戦術です。広いスペースのバックスで勝負したいということもあり、大野はラスト30分で、一番徹底的にハードワークする選手です。ヒルはラスト10分間、ゲームを安定させるプレーができるということで出しました」
──ドロップゴールは?
「あの場面では、継続すればペナルティがもらえるかと。トヨタ自動車さんのディフェンスはタイトでしたが、ヒルのドロップゴールはオプションとしてあるなとも思っていましたが、実際に決まって、非常によく考えているなと思いました」
──サントリー戦は?
「サントリーさんはクイックラグビーですので、ディフェンスで、いかに一つの接点で食い込ませるか、逆にアタックでは、接点で食い込ませながら、こちらのプレーヤーが、このボールをいかに運ぶのか考えていくことです」
○リーチマイケルキャプテン
「本日は多くの方々に来ていただいてありがとうございました。トヨタ自動車さんは予想どおり、ブレイクダウンが強くフィジカルに戦ってきたため、自分たちのリズムを崩されたと思います。今日の試合は、勝って嬉しいです。準決勝では、自分たちにフォーカスして頑張りたいと思います」
──残り時間がないところでのドロップゴールだったが?
「もちろん、同点になって、中居コーチから、「同点だと東芝が負ける」と聞いて、徹底して攻めて、向こうの陣地で3点取ろうと思っていました」
──サントリー戦に向けて?
「シーズン後半になって、自分たちのやっていることのレベルを上げていくことです。もちろん修正もあるが、スタンディングラグビーを信じてやっていくしかありません」 |