1月12日(日)に東京・国立競技場で開催する「第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会 ファイナルステージ決勝 帝京大学vs早稲田大学」の試合前に、第50回大会開催を記念したセレモニーを下記の通り実施いたしますのでお知らせします。 ■第50回全国大学ラグビーフットボール選手権大会記念セレモニー 時間 1月12日(日) 12:30-12:50予定 場所 東京・国立競技場(ピッチ上で行います) 登場予定 石井 京三氏 (第1回大会優勝校 法政大学キャプテン) 神山 郁雄氏(第10回大会優勝校 早稲田大学キャプテン) 田井 敏秀氏(第20回大会優勝校 同志社大学キャプテン) 元木 由記雄氏(第30回大会優勝校 明治大学キャプテン) 山村 亮氏(第40回大会優勝校 関東学院大学キャプテン) 山崎 紘菜さん(第50回大会イメージモデル) 概要: 大学選手権決勝戦の歴史を振り返る映像の上映 第1回、10回、20回、30回、40回大会優勝校キャプテンの決勝戦の思い出紹介 RWC2019アンバサダーを務める元木由記雄氏からのメッセージ 石井京三氏(第1回大会優勝校 法政大学キャプテン) 決勝戦 1965年(昭和40年)1月10日 会場:秩父宮ラグビー場 法政大学14-6早稲田大学(前半14-3) レフリー:江田昌佑 「決勝戦では法政らしいオープン攻撃で早稲田に勝利することができた。法政が強みとしていた戦い方によって相手を倒せたことが何より嬉しかった。監督の言うこと聞いてただひたすら戦ったことが思い出される」 神山郁雄氏(第10回大会優勝校 早稲田大学キャプテン) 決勝戦1974年(昭和49年)1月6日 @国立競技場 早稲田大学29-6明治大学(前半7-6) レフリー:池田正徳 「4万人の大観衆の前でプレーでき興奮した。前年の大学選手権決勝で負けた明治大学に対しては何としても雪辱を果たしたいと考えていた。フォワードの平均体重が相手の明治より10キロ軽く前評判では軽量FWの早稲田劣勢と言われていたが、早稲田のスクラムは押し負けず、またバックス陣もそれに応えての勝利だった」 田井敏秀氏(第20回大会優勝校 同志社大学キャプテン) 決勝戦1984年(昭和59年)1月7日 @国立競技場 同志社大学31-7日本体育大学(前半15-0) レフリー:八木宏器「終始積極的に攻めた結果残り5分ハーフェイライン中央付近のペナルティからダメ押しのトライを決めた瞬間、そしてロッカールームからスタンドに入った瞬間に関西から駆けつけた大勢の応援団の歓声と同志社の小旗が目に入ったことが鮮烈に思い出される。シーズンで最高のゲームが決勝でできた。快勝と言われたが試合後はへとへとで動けなかった」 元木由記雄氏(第30回大会優勝校 明治大学キャプテン) 決勝戦1994年(平成6年)1月6日 @国立競技場 明治大学41-12法政大学(前半16-9) レフリー:斉藤直樹「大学選手権3連覇のかかった前年度に法政に敗れたことから、1年間『打倒法政』で練習を積み重ねていた。決勝戦で再び法政と対戦することができ、これはやるしかないと全力で戦ったことを思い出す。法政大を倒し雪辱を果たした瞬間の喜びはひとしおだった」 山村亮氏(第40回大会優勝校 関東学院大学キャプテン) 決勝戦2004年(平成16年)1月17日 @国立競技場 関東学院大学33-7早稲田大学(前半0-0) レフリー:下井真介「前半0-0と拮抗した試合だったが後半8分にCTB霜村が均衡を破るトライをしみんなが霜村のところに駆け寄った場面が強く印象に残っている。個人的には高校時代同級生で現在ヤマハでもチームメイトの大田尾選手とお互いキャプテン同士で、大学選手権決勝の舞台で対戦できたことが思い深い。試合に出ていない4年生同期も協力し支えてくれて、キャプテンだった私が特別なことをしなくてもチームが良い方向に向かっていける本当にいいチームだった」