マッチリポート 「第63回 全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会」
日本文理大学 50-21 新潟大学
【1回戦 2014年1月2日(木)/愛知・名古屋市瑞穂公園ラグビー場】
風上の新潟大学のキックオフで試合開始。序盤から日本文理大学のFWがスクラムやラインアウトで新潟大学FWを圧倒し優位に立つ。常に新潟陣内でゲームをするがハンドリングエラーが多く、決定的なチャンスを活かしきることができない。それでも前半6分にラインアウトからモールを形成すると最後は日本文理大学NO8河野がインゴールに飛び込み先制する。その後も新潟陣内で猛攻を仕掛けるが新潟大学の激しいタックルと素早い集散がトライを許さなかった。すると我慢してきた新潟大学は前半26分に敵陣ゴール前でFWがラックサイドを連続で削っていくと最後はLO鈴木が飛び込みトライを返す。ゴールも成功し新潟大学が逆転した。しかし、前半37分に日本文理大学が再びFW、BKが一体となって攻め込むとSO古瀬が新潟大学ディフェンスラインを突破し逆転のトライをあげる。このまま前半が終わるかと思われたが、前半40分に再び新潟大学FWが敵陣ゴール前まで攻め込み、NO8村上がインゴールに飛び込んだ。前半は新潟大学がリードして終了。後半も先制したのは日本文理大学だった。左右に大きく展開すると後半3分にPR渡辺がインゴールに飛び込み逆転。その後は新潟大学も意地のタックルをするが、体格差で勝る日本文理大学がブレイクダウンで優位に立ち5本のトライを加え大差を付けた。追いすがる新潟大学は後半31分にCTB越前がトライを返したが追撃もここまでとなる。

ノーサイドとなり50-21で日本文理大学が初戦を突破した。

(植村元統)