4月30日(金)

一昨日の試合で1勝1敗のタイの成績にしたJAPAN A。いよいよ強豪NZUを残すのみとなりました。NZUは水曜日の試合で、ウエストコースト選抜に100点ゲームで大勝したとの情報があり、かなり苦戦を強いられそうです。

今日の練習は、場所をSt.Bedes Collegeに移して行われました。この学校は日本からの留学生を多く受け入れており、今日の練習にも多くの日本の高校ラガーマンが見学に来ていました。萩本監督の見守る中、薫田HCの指揮のもと、練習が始まりました。第1戦、第2戦の反省点の矯正に多くの時間を費やしました。特にブレイクダウンからのサイドディフェンスに関して、1人1人のコースを入念にチェック、さらに1対1のディフェンスなど、試合前の練習とは思えないほどハードなものとなりました。

練習後も選手は個人練習をしばらくの間行っており、明日の試合にかける選手の意気込みがひしひしと伝わってまいりました。明日はこの遠征の総決算となる大切なゲームです。選手1人1人が持っているものをすべて出し切れば自ずと結果はついてくると思います。日本からの皆様の応援が選手たちの背中を後押ししてくれるものと信じています。

練習を見つめる萩本監督(奥中央)
練習を見つめる萩本監督(奥中央)

この日はディフェンスを中心に練習が行われた
この日はディフェンスを中心に練習が行われた

日本からの留学生も熱心に練習を見学していた
日本からの留学生も熱心に練習を見学していた

4月26日(月)

この日は、朝から前日の試合に関して選手ミーティング。敗因分析を行いました。午前中のうちにバスにてアッシュバートンからクライストチャーチに移動、ホテル到着後すぐにテクニカルの和田さんの作成した資料を基に、昨日から合流したJAPANの萩本監督、薫田HC中心にミーティングを行いました。

午後の練習からは、現地在住のアンガスことアンドリュー・マコーミックさんも手伝いに来てくれました。練習はミーティングで出た課題、特にブレイクダウンでのボディコントロールやコンテスト場面での姿勢などを1つ1つ確認しながら、丁寧かつ激しく行われました。アンガスさんも積極的に練習に参加し、選手たちに細かな点までアドバイスを与えていました。

この日の練習は試合の次の日とは思えないほど激しいものとなりました。萩本監督をはじめ我々スタッフも総動員でコンタクトバッグを持ち、練習相手として必死に選手のコンタクトを受け止めました。その衝撃から選手の気持ちが伝わってきます。次の試合は何が何でも勝たなくてはなりません。万全の状態で対
South Island Universities XV 戦に臨めるようあと1日、選手スタッフ全員で頑張ります。

ミーティングで薫田HCから、試合の反省点が説明された
ミーティングで薫田HCから、試合の反省点が説明された

ヒットシールドを持ち練習の相手を務めるマコーミック氏
ヒットシールドを持ち練習の相手を務めるマコーミック氏

マコーミック氏から細かいアドバイスを受ける仙波選手
マコーミック氏から細かいアドバイスを受ける仙波選手