日本代表欧州遠征リポート――2

3週間に及んだ本遠征も終了です。ウェールズ戦も皆さんのご期待に応えることができず残念な結果に終わってしまいましたが、この経験を無駄にすることのないよう、次のステップへ繋げていければとチーム一同思っております。

スコットランドでおにぎりを作っていただいた皆様、応援メッセージを頂いたブカレスト日本人学校の皆様、また、遠方からスタジアムへと応援に来てくださった皆様、深夜にも関わらずテレビ中継を見ながら応援してくださった日本の皆様、本当にありがとうございました。多くの方々に支えられた遠征でした。心より感謝申し上げます。

(総務/山下修平)

午前中に試合会場のミレニアムスタジアムで調整しました。

観客席には誰も居ないスタジアムに選手達の気持ちの入った声が響き渡っていました。

キッカーの池田選手は最後まで残ってゴールキックの当たりを確かめていました。

夕方には最後のチームミーティングを行い、チームの気持ちを一つにして戦うこと、チームのために身体を張って戦うことを全員で誓いました。

いよいよ明日、ウェールズ戦。スタッフを含めたチーム全員で強敵ウェールズと戦いますので、皆さんご声援よろしくお願いいたします。

(総務/山下修平)

24日は試合当日を想定した時間設定でのシミュレーションの日です。試合が行われる夕方にあわせて、6時半よりホテル近くの大学グラウンドを借りて練習をしました。

また、練習前にミーティングを行い、監督から22名のメンバーが発表されました。試合登録の22人に入らなかった選手もいますが、チーム一丸となって全員で戦うことを確認しました。

練習中は選手達の大きな声がグラウンド中に響き渡り、とてもいい雰囲気で練習を行えました。明日はミレニアムスタジアムでのキャプテンズランです。

ウェールズ戦まであと2日。

(総務/山下修平)

23日は地元クラブのグラウンドを借りてのトレーニングでした。コンタクトを中心にボール争奪場面の確認を行った後、ルーマニア戦の反省をふまえてユニットに分かれラインアウトやムーブの確認を行いました。

また、練習には地元メディアも取材に訪れ、マウ選手が流暢な英語でインタビューに答えていました。

夕食は、チームディナーとしてコリアンバーベキューを食べに行きました。久しぶりの焼肉に選手達も大満足です。とてもいい気分転換にもなりました。

ウェールズ戦まであと3日。また明日から、気持ちを入れて頑張っていきたいと思います。

(総務/山下修平)

前日が半日がかりの移動だったこともあり、午前中はジムでのトレーニングとプールリカバリーを行いました。

午後からは合流した久保選手、大田尾選手がチームの一員として自己紹介しました。その後、ルーマニア戦の反省点についてミーティングを行い、次の戦いに備えました。

今日は、我々の宿泊しているカーディフの街を紹介します。ラグビーがとてもポピュラーな街で、近くのショッピングモールには往年の名スクラムハーフ「ガレス・エドワーズ」の銅像が建っているくらいです。また、街を歩いていると「週末のテストマッチ頑張れよ！」と声をかけられます。

(総務/山下修平)

午前中は試合の疲労をプールで運動することで軽減させるプールリカバリーを行った後、ルーマニアのブカレストを出発しました。

3時間のフライトでロンドン・ヒースロー空港へ到着し、そこで久保選手、大田尾選手と合流しました。ヒースロー空港からはバスで2時間半の移動。現地時間の午後9時にやっとカーディフのホテルに到着です。

ホテルには、昨日ウェールズ代表とのテストマッチを終えたオールブラックスが。これにはジャパンの選手達もびっくりでした。

(総務/山下修平)

練習にも応援に来てくださったブカレスト日本人学校の皆様をはじめ、ブカレストにて合宿中の日本スポーツ科学専門学校サッカーチームの皆様、その他多くの日本人の方々が応援に駆けつけてくださいました。チームは日本語での応援にたいへん勇気づけられました。本当にありがとうございました。

試合は残念な結果になりましたが、試合後は「アフターマッチファンクション」にて、お互いの健闘を称えあいました。

明日、チームはウェールズに向け移動いたします。残り一試合、勝利に向かってチーム一丸となって戦ってまいりますので、ご声援よろしくお願いいたします。

(総務/山下修平)