東軍 45-17 西軍(前半24-12)

◎西軍
○中尾晃監督(同志社大学)

「こういうコンディションで、もう少しお客様にも来ていただきたかったのですがしょうがありません。試合前は細かい指示は出さず、仙波キャプテンに任せ、雨の日の戦い方をちょこっといっただけです。選手もできるプレーヤーが揃ったので、混成チームとはいえ、両軍とも非常に良かったと思います。得点は、現在の関東と関西の差が出たかなと思います」

○仙波智裕キャプテン(同志社大学)
「練習は1回だけでしたが、しっかりコミュニケーションがとれました。すべてレベルの高いメンバーばかりで楽しみでした。負けはしましたが楽しかったです。ファンの皆様に選んでいただいたというのは責任が出てくると思います」

左から東軍清宮監督、諸岡主将、西軍仙波主将、中尾監督 左から東軍清宮監督、諸岡主将、西軍仙波主将、中尾監督

◎東軍
○清宮克幸監督(早稲田大学)

「良い選手ばかりなんで、もうちょっと準備期間があれば良かったですね。時期は難しいですが、今後も話し合っていきたいです。あの選手がいたらこんなプレーをやってみたいというのが頭に浮かんだのですが、悪条件で、そういうプレーをやれればやりたかったですね。今日、MVPのトーエツ(日本大学)もフィリピーネ(大東文化大学)にしても普段の態度がすごく良いんですね。いち早く皆に溶け込んでいるので印象に残りました。森田(法政大学)もキックのスキルが高いなあと感じました。試合前は『こういう雰囲気の中でできる機会はそう多くないので、しっかり楽しんできなさい』といって送り出しました」

○諸岡省吾キャプテン(早稲田大学)
「普段、めったに試合や練習のできない仲間とやれて、本当に楽しかったです。他の大学の選手も高いレベルなので、楽しくできました。推薦だけでなく、今回、ファンの皆様に選ばれたというのは励みになりました」

MVPタウファ・トーエツ選手 MVPタウファ・トーエツ選手

○両チーム通じてのMVP、タウファ・トーエツ選手(東軍・日本大学)
「MVPをとれるとは思わなかったので、嬉しかったです。早稲田の皆とか、いっしょにできるので楽しいというより嬉しかったです。良い機会だと思いました。他の選手もさすがだと思いました。慶應戦に負けてからも、自分自身は選抜に選ばれると思っていたので、ずっと練習を続けていました。1月3日に発表があって監督さんから教えてもらったときは、もう、大変嬉しかったです。
いつも自分の練習どおりのプレーを信じてやろうと思っていますが、今日も今まで練習してきたことを出せれば良いと思って臨みました。内容はコミュニケーション不足で結構ミスもあったけれど、勝てたから良かったと思います。
(良い選手は誰か、という質問に)みんなですよね。代表のみんな、立派だもん。昨日のディナーの時、早稲田の選手と話したけれど、それを感じました。
(近鉄に就職して)そりゃスポーツだから、二部でやるのはしょうがありません。もう一回、がんばってすぐトップに上がれるようにしたいと思います。
(目標は)桜のジャージを着たいですよ。日本に来てから思っていました。今年4年目ですが。ジャパンでワールドカップに出たい。でも、簡単なものじゃないと思っています」

記念撮影