5月14日、大阪・近鉄花園ラグビー場で行われた日本代表 vs グルジア代表の試合において、注目の大畑大介選手(神戸製鋼コベルコスティーラーズ)が3トライを獲得。32-7の勝利に貢献したことはもちろん、テストマッチにおける通算トライ数を65とし、デビット・キャンピージー選手(オーストラリア)が持つ記録64を一気に抜き去り、世界一の記録を樹立しました。大畑選手はこの日が55キャップ目の試合でした。

大畑大介選手
「65」の数字が入ったゴールドのジャージーを来て会見に出席する大畑選手

ノーサイド後、大畑選手の新記録達成を祝うセレモニーも催されました。花束が贈呈され、日本協会の真下副会長(専務理事)より、目録が手渡されました。また、大畑選手の名前入りの特製ゴールド色の日本代表ジャージーも贈られました。

日本代表選手と多くの観客が見守るなか、大畑選手はインタビューで、「サッカーのワールドカップが始まる前に記録を達成できてよかった」などと笑いをとりつつ、ファンへのメッセージを述べる際には、観客席のお母様に、母の日なので感謝の言葉をいいたいと、「おかん、ありがとう」と笑顔で手を振りました。

今シーズンは6月から、まだまだテストマッチがめじろ押しです。大畑選手のより一層の活躍が期待されます。